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2004年10月

2004/10/30

地震被災者は物乞いではない

新潟中越地震から一週間が過ぎようとしている。
10万人近い人々が避難生活を強いられ、
過酷な環境に起因するストレス性の死者も増加中。

私の家も震源地から数十キロくらいしか離れていないので、かなりの揺れを感じたが幸いにも周辺では被害らしい被害は生じなかった。

被害が甚大だった中越地方へは日々全国から救援物資が寄せられている。
地震当初、最も懸念されていた食料品の確保やライフラインの復旧にも十分とはいえないが、ようやく目途が立ちつつある。

救援物資は非常にありがたいのだが勘違いをしている人が相当いるみたいだ。
私自身、様々なボランティアや寄付の現場にたち合わせてもらったことがあるが、物資を提供するということを全く理解していない連中がいる。

寄付された物資の半数以上は善意の産物であり、地震被災者の生活現場で即効性をもつものだ。
しかし、それと同じくらいの量の物資は救援にまわされることなく処分される、もしくは修繕しないと活用不能なものなのだ。

話は少しズレるがイラクの話。
数週間前にテレビで観た日本からの人道援助の現状。
イラクにも日本から大量の毛布が輸送されて来るのだそうだ。
しかし、イラクの人々は正直言って毛布を必要としていない。
アメリカにめちゃくちゃにされた電気や水道や医療施設、それに医薬品をどうにかしてほしいのだ。
届けられた毛布も酷いもので、汚物が付着したままだったり、虫に喰われて穴だらけだったり。
現地のイラク人女性のボランティアコーディネーターの言葉が重く響く。
『私たちは確かに援助を必要としています。しかしイラク人は物乞いではないのです!』

“救援物資”という名目で家庭の不要物の処理に利用されてしまっている。
たとえば、高齢者の介護に使用していたと思われる寝具。
綺麗に保存されているものならなんの不満も無いが、排泄物の染みや血痕、ひどい場合は異臭のするものが「善意」として提供されていた。

あるいは開封されて数年経った紙おむつ。
すっかり日焼けしきって変色しているのだ。
おまけに酷い埃まみれ・・・

このような物資を善意として受け入れろというのか?
避難所は家庭ごみの処分場か?

清潔と不潔の感性は人それぞれである。
しかし、地震被災者は地震によって望まない環境に置かれてはいるが、生活そのものを最低レベルにまで落としたい訳ではない。
最低限度であっても、快適な生活を送りたいという願望に変わりは無い。
より良い生活を求めることは悪いことではないのだから、被災者の方々を卑屈にするような言動は謹んで欲しい。

誤解しないでほしいのだが、被災者のプライドを傷つけるような援助ならしないでほしい。
『こんなに援助してあげてんだから満足してよ』というような自己満足と傲慢さの入り混じった援助物資やボランティアならご遠慮願いたい。

被災地域の方々も必要なものを遠慮無く要求して欲しい。
『こんなに援助してもらって申し訳ない』という気持ちの方も多いかと思うが、本当に必要なものは声にして発しないと大衆や行政には届かない。
今は危急存亡の時。
謙虚さは美徳なんて言ってる場合じゃないでしょ?

被災地域周辺の住民として思います。

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2004/10/26

エミネムの怒り MOSH!

 エミネムがブッシュの喉元に突きつけた刃がMOSH!

 どんな新聞や雑誌よりも、どんなニュスショーのキャスターよりも、ケリー大統領候補の演説よりも、ブッシュが大統領のままでは駄目だということを証明してくれている。

 MOSHのPVは無機質で単調なアニメのクリップであるが、単調だからこそアメリカの市民が置かれている「現実」
 やり場の無い怒りが生々しく伝わってくる。

 『アメリカはいつからおかしくなっちまったんだ?』

eminem.gif
 エミネムはごく普通のアメリカ国民であり普通の白人。
 多国籍企業の繁栄のおこぼれを受けれない下層市民。
 かといって聖書を盲目的に信仰する聖書根本主義者でもない。

 どこにでもいて、さえない、お上から忘れられた、いつか何処かで野垂れ死にするはずだった普通の若造である。
 エミネムが特別だったのは、白人なのにラップが上手かったこと。(その点は白人なのに黒人みたいな歌い方で金を稼いだエルビスに似ている)
 エミネムは、黒人のラップのエッセンスだけを掠め取る他の白人盗人ラッパーや、日本の低脳ラッパーと違い、黒人にとって日常的な危機的な生活や社会への怒りを実体験として共有し、リリックに反映する才能に恵まれていたこと。

 本来ならパンク・ロックがすべきことをエミネムが体現している。
 この際、音楽ジャンル等はどうでもいいのかもしれない。
 エミネムのような注目度が高く影響力のあるアーティストが反ブッシュを表明することが重要なのだ。

 日本人もアメリカとの関係を見直す為に、エミネム等のアメリカ国内から問題提起している者の声に敏感にならなければ。

 それにしてもパンクス達はなぜ沈黙したままなのか?
 パンクロックは瀕死の状態である。
 パンクに闘いの姿勢を待つのは酷だろうし、最近のパンクスには闘いという観念すら存在しないようだ。
 DOLLでパンクファッションの予習に懸命なんだろう。
 ジョー・ストラマーも草葉の陰で泣いてるぜ・・・
 “パンク・ロックの魂は死んだ”ってね。

 とにかく能書きはもういいィィィィィィィィ!
 リンクにアクセスしエミネムを体験するのだァァァァァ!
↓↓↓
MOSHのビデオクリップ

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2004/10/24

謎のアイドル「タッチ」

北海道の超マイナーな芸能人を追及する。
最近は「水曜どうでしょう」などで全国的に注目を浴びている北海道のテレビおよび芸能界メディア。
地方から自分達のメディア文化を作り上げていく姿勢は好感が持てる。
しかし、必ずしも勝ち組ばかりではないようだ・・・
頑張ってはいるものの、いまいち芽が出ない人達にちょっとだけ光を当ててみたい。
まずは下記のサイトにアクセスしてみてほしい。
↓↓↓
タッチ


タッチとは何か?
北海道の苫小牧地域限定アイドルらしい・・・
数年前に女の子3人組みで結成され現在に至る。
特別可愛い娘がいるわけでもなく、大々的にプロデュースされているわけでもない。
地元のイベントなどで超地道なキャンペーン活動をしている。

苫小牧市内ではそれなりに知名度はあるらしく、普通のCDショップでもタッチのCDが購入できるそうだ。
苫小牧市内のCDチャート(なんじゃそれ?)上位にも名を連ねたことがあるらしい。
地元のイベントやお祭りでもCDを売りさばいているそうだ。

彼女達3人はなぜか全員が小柳ゆきの大ファンだそうである。
しかし、楽曲はカバーではなくオリジナルで勝負していくみたいだ。
曲調は少々古臭いが・・・

タッチがいまいちな理由を考えてみた・・・
北海道とか苫小牧を全然感じさせないからじゃないか?
タッチがメジャーになる方法は、バリバリの北海道人っぱさを押し通すしかないでしょう!
まずは、地元民に愛される具体的なアイデアを次回、提供します。

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2004/10/23

チーム・アメリカに注目

もうすぐ大統領選挙が実施されるアメリカでちょっとした話題の作品。それが「チーム・アメリカ ワールドポリス」とかいう人形アニメ?らしい。
製作スタッフはあの「サウスパーク」と同じ人達でマイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」にも出演している有名人だ。

「チーム・アメリカ」の簡単なストーリー説明。
世界の警察を自認するアメリカが、必要のない対テロ戦争でイラクや中東に夢中になっている間に、極東の軍事国家の独裁者キム・ジョンイルが核武装し世界が大変なことになっちゃってましたってな話。
ようするにアメリカの国際戦略の馬鹿っぷりを笑う作品なのだが、笑えない要素も多い。
イラク戦争に反対する声明を出した俳優や文化人を徹底的にコケにしているのだ。そして映画の中で戦争反対論者はチーム・アメリカによって殺戮される。
マイケル・ムーアなどは木っ端微塵に爆殺されてしまう!

「アメリカはクソだがそれを批判する奴らはもっとクソだ!」
「国際政治のことなんか理解していないくせに役者なんかが偉そうな発言するな!」
「世の中の仕組みがわかんないなら選挙になんか行くな!」
だいたいこんなメッセージがあるらしいんだな。

何でこんな時期に、こんな作品発表するんだ?
選挙に行くなってのはどういうこと?

作り手は「政治的なことには関わりたくない。特別なメッセージなんて無い」とか言っているらしいけど、「選挙に行くな」ってのはもう4年間ブッシュの時代が続くことを容認しろってことでしょ?
ブッシュ政権の政治手法には疑問を持つなってことでしょ?
一般市民が政治に関わる唯一の機会を放棄しろってことでしょ?

政治的な信条に凝り固まった連中をクールに笑い飛ばしているようには見えませんが・・・
そこがかつての「愛國戦隊大日本」と異なるところですね。
スタンスが片方に傾きすぎているのが失敗かな?
こういう作品にはアナーキズムとニュートラルな姿勢が重要だと思う。じゃなきゃ、正直に自分はどちらかの立場を支持しているんだと表明すること。
その点でマイケル・ムーアは優れている。自分の主張を正直に前面に押し出して、逃げも隠れもしていないから。
自分の身に降りかかるリスクを承知で活動しているから。

「チーム・アメリカ」の製作スタッフの皆さんへ。
この作品は十分に政治的な意図を感じますがどうなんでしょう?
単にマイケル・ムーアやリベラルな連中が嫌いだっていうのは個人の自由だけど、物事を深読みできないアメリカ国民にこんな作品提供するのは犯罪だよ。
アメリカ人は真に受けちゃうよ「やっぱり俺達は最高!これからも頑張って世界秩序を守るぞ!」ってね。

サウス・パーク作ってる人達なのになんでこんなアニメ作っちゃったんだろうね?

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浜崎あゆみの顔

 『顔』シリーズ
 今回のお題は「浜崎あゆみ」です。

 最近すごく気になる芸能人は浜崎あゆみだ。
 芸能人なので実年齢はともかくとして、肌の衰えを隠せなくなってきたなーっと思うんですよ。
 つまり『老いたなー』ってこと。

 脂の抜けたパサパサの鶏肉って感じ。
 食べても絶対に不味いはず。
 なんか“抜け殻”に見える。

 浜崎あゆみについては好きでも嫌いでもない。
 だけど彼女の人気は高いらしく、メディアへの露出が多いので嫌でも目に付いてしまう。

 単に「顔」としてみた場合に限って言えば嫌いな顔の部類に入りますね。人造人間っていうか、サイボーグっていうか、自然の摂理に反した顔です。
 医学の力を借りすぎで、原型をとどめていませんね。

 いじりすぎの顔が経年劣化によって次第に観賞に耐えうる範疇を逸脱してしまっています。悲しいことですね。

 とりあえず浜崎あゆみの関係者がとる対策は、アップの表情を徹底的にチェックすることかな。
 サイバーな雰囲気を前面に押し出す戦略でいくなら、可能な限り人間味を殺すしかないでしょ?
 彼女には成長とか円熟といった普通の人間に起り得る現象はマイナスです。

 どんなに巧妙にイメージを作り上げても映像は嘘をつかない。
 口元の微妙なたるみは彼女が普通の人間で完全無欠のレプリカントとは程遠いことを露呈している。

 歌手としてもそろそろ頭打ちなんでしょ?
 まさかヌード写真集を出すわけにもいかないしね。
 自然に話題が無くなりメディアから消え去るだけかな。

 一応彼女は歌手だけど、別に音楽性が評価されているわけでもないみたいだし、老化とともにセールスも目に見えて落ち込むはず。
 浜崎あゆみが自身のキャリアに、どう終止符を打つのかは注目。
 プロデュースする側の真の実力が試されている。

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2004/10/22

ルパンvs複製人間

 ルパン三世の劇場用第1作は、副題が『ルパンVS複製人間』です。

 なかなかDVD化されず、“幻の作品”になってしまっていた映画です。
 他のどうでもいいようなシリーズがソフト化されるのに、なんでマモーだけが?と納得のいかない私でした。

     Lupin_vs_clone_005

 ルパンシリーズで最も評価が高いのは言わずと知れた『カリオストロの城』です。
 だけどアレはルパンじゃないですね。
 あくまでアレは〝宮崎駿の私的な映画〟であり宮崎的ルパンの解釈法なんだと思います。だから、ルパンらしさの片鱗すらない『カリオストロ』はルパン映画としては駄作と言い切ってもゆるされるはず。

 それに対し、劇場版第1作のマモー編は、ルパン三世的要素がふんだんに盛り込まれた娯楽作品として、

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今、エミネムのすべきこと

エミネムがついにやらかしてくれた。
アメリカ大統領史上最低の知能指数を誇るブッシュへ牙をむいたのだ。
それっぽい曲は以前にも存在したが、ここまで露骨に攻撃対象を具現化したのは初めてなんじゃないかな?
エミネムの生贄に選ばれた幸運なジョージ・W・ブッシュであるが、彼はエミネムに感謝すべきですね。
一応、無視はされていないってことなんだから・・・

マイケル・ジャクソンを攻撃するビデオクリップを発表したりして多くの支持者を心配させたエミネム。
「おい、おい?今は哀れなマイケルを虐めている場合じゃないだろ?」
「アメリカにとっての最大の敵、つまり格好の素材であるはずのブッシュを放っておくのか?」

エミネムはやっぱり忘れていなかったようだ。
ここは素直に安心すべきじゃないのかな。
選挙の結果がどうであれ、エミネムの足跡がブッシュとの闘争に記録されるから。

心配なのはエミネムのラップに心酔するような人達がちゃんと投票に行くのかってこと。
ストリートでブッシュへの怒りを募らせても、投票に行かなきゃホワイトハウスに民衆の声は届かない。
どれだけ選挙権をもつ年齢層にアピールするかが問題。

エディ・コクランの永遠の名曲『サマータイム・ブルース』でも歌われているように、アメリカの若者はいつも厳しい現実を大人から突きつけられてきた。
詳しいことは忘れたが、この曲はハイティーンが退屈な日常に対しての不満をぶちまける内容である。
やりきれない気持ちを吐露する若者に大人は冷たく突き放して回答する。
〝ぼうや、お前の言うことはよくわかった。だけど残念ながらお前には選挙権が無いな!〟
たしか、こんな歌詞だった。

残酷だけどこれが現実。
選挙権も無いのに民主主義に口をはさむな!ってのがアメリカの伝統。
若造は選挙権持つまでは教会で礼拝し清く正しく生きろ。
もちろん兵役も怠るんじゃないぞ!
それがアメリカ男児の最高の美徳。

今後のエミネムがどんなスタンスで活動していくのかは不明だが、ジョン・レノンやチャップリンなみにアメリカにとっての脅威の存在でいてほしい。


エミネム、マイケルの次はブッシュを標的に (MTV)
現在オンエア中のミュージックビデオ「Just Lose It」では、マイケル・ジャクソンをからかって本人から抗議を受けたエミネム。同曲と同じくニューアルバム『Encore』に収録されている「Mosh」が先日公開されたが、この中でエミネムはリリックを通じてブッシュ大統領を告発し、団結して反乱を起こそうとアメリカ国民に呼びかけている。

「ヤツらは『ノー』と言い、俺らは『イェー』と言う」とエミネムはドクター・ドレがプロデュースしたこのトラックでラップしている。「ヤツらは『ストップ』と言い、俺らは『ゴー』と言う/反逆者の叫びだ、騒ぎを起こせ、ヤツに知らせるんだ/踏みつけろ、押しつぶせ、ブッシュなんかフ○ックだ!/ヤツらが俺たちの軍隊を連れて帰るまで/カモン」

曲の後半では、エミネムは大統領執務室の外にモッシュピットを設置することを語っている。ブッシュこそが大量破壊兵器だと訴えるエミネムは、みんなの意見を代弁すると名乗り出ている。

「俺のスピーチによって、アルカイーダまで声が届くかもしれない」と彼は続ける。「大統領自身がこの混乱を解決するべきだ/ヤツにAK47(ライフル)をくくりつけて、自分で戦いに行かせろ/ヤツはそうやってパパを感心させればいい/…石油のためにこれ以上の血は見たくない」

エミネムがファンを政治的に刺激したり、大統領に関するラップを披露したりするのは、今回が初めてではない。彼は5月に開催された、投票促進を主な目的としたデトロイト・ヒップホップ・サミットに、基調講演のスピーカーとして参加。また、昨年12月には「We as Americans」というトラックがインターネットとミックステープで世に流れ出し、話題になった。

同曲に収録された「金なんてフ○ックだ/俺は死んだ大統領たちのためにはラップしない/大統領には死んでもらいたい/誰も言わないから俺から言うよ」というリリックは、ストリートから遥か彼方のお役所まで響いたようで、シークレット・サービスが調査するまでに至った。

「Mosh」が収録されたエミネムのニューアルバム『Encore』は、11月16日に全米リリース(※国内リリースは11月15日)される。同曲は既にインターネットに出回っているほか、エミネムのDJ、グリーン・ランターンの最新ミックステープ『Shade 45: Sirius Bizness』に収録されている。

Shaheem Reid, MTV News

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祝!小さな恋のメロディDVD発売

 ついに、やっと・・・
 私の大好きな『小さな恋のメロディ』がDVDとして発売される!

     melody.jpg

 いつ観ても観終わった後は、冗談抜きで爽快な気分になれるのだ。
 清清しさというか、ほのぼのというか、
 人を愛したくなるというか、
 どう表現していいのかわからないけど、
 確実に私の脳内の何かを覚醒させる映画だ。

 そういう意味では“アシッド・ムービー”なんだな。

 この映画をこき下ろす人の言い分は
 「日本でしかヒットしなかたマイナー映画」
 「大人のロリコン趣味を刺激しただけ」
 「モラトリアム幻想の具現化」
 とか、わけわかんない!

 別にいいよ観たくなきゃ。
 評論したいようにすればいいさ。

 だけど『小さな恋のメロディ』について譲れないことがある。
 それはこの映画は鑑賞者の若さをはかる尺度になるってこと。
 この映画をまともに観れない人は、感性が錆び付いている可能性があります。

 パンクロックな映画なので“若さ”が重要です。
 閉鎖的で閉塞感の漂うイギリス社会に向けられた銃口が、“小さな恋のメロディ”なのかもしれない。
 「保守」という殻に閉じこもっている老いた人々には理解不能な世界。

 “若さとは何だ?パワーとはなんだ?”
 “大人になって偉くなっても言いたいこともいえないなんて”
 “俺は俺のやりかたで生き続けるぜ”
 と、シド・ヴィシャスも『マイ・ウェイ』で絶唱しています。

 心がとても豊かになる映画だと思います。

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2004/10/21

キングカメハメハ引退か?

今年のダービー馬であり、秋の天皇賞制覇に向け順調なスタートをきったかに見えたキングカメハメハだが、重大な危機に瀕しているらしい。
以下のような報道がされている。

ことしのダービー馬で、31日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋の本命候補だったキングカメハメハ(3歳牡馬、栗東・松田国英きゅう舎)が右前脚の故障で、長期に戦列を離脱することが21日、明らかになった。
 松田調教師によると、19日早朝、異常を発見。20日のエコー検査などの結果「右前浅屈腱炎」と診断された。屈腱炎は“競走馬のガン”と言われ、復帰には長期の休養が必要。競馬界の看板であるダービー馬であり、完治のめどが立たなければこのまま現役引退する可能性もある。
 キングカメハメハは今春、NHKマイルカップ、日本ダービーを制覇。秋初戦の神戸新聞杯(G2)も快勝し、24日のG1、菊花賞(京都3000メートル)へ向かわず、より距離適性のある天皇賞・秋(2000メートル芝)を目指していた。通算8戦7勝(うち重賞4勝)。
(共同通信)

私としては早く引退してほしいです。
嫌いだからではない。
むしろ大好きだ!
キングカメハメハのことは強い馬だと思っているし、近い将来海外の大きなレースを制覇するだろうと思っていたぐらいだ。
底力のあるレイズアネイティブ系のキングマンボ産駒といことでデビュー前から注目し、今年のクラシックの本命としてずっと個人的にプッシュしてきただけに残念ではあるが。

でも、しかたがない。
競走馬の使命は良い競争成績を残す以上に、優良種を後世に残すことなのだから。
関係者には賢明な選択を求めたい。
絶望的な復帰に莫大な労力を注ぎ込むのなら、すこしでも早く種牡馬生活に入るべきだ。
貴重な時間を無駄に費やしてほしくない。

去り行く馬があればターフに復帰する馬もある。
そう、ヒシミラクルのことだ。
古馬戦線がなんかつまんないなーと思っていたところにこの朗報だ!

キングカメハメハの引退は残念だが、これで安心してヒシミラクルの応援に集中できる。
(どっちも好きな馬だが、できればヒシミラクルに勝ってほしかったから)

ヒシミラクルよ、腑抜けた競馬界の度肝を抜いてやれ。

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ガンダムがマイナーだった頃

 ある一定の年齢以下の方々には想像もできないだろうが、「機動戦士ガンダム」というアニメ作品は初放映当時は「超」の付く低視聴率番組だった。

 「ガンダム」放送当時、私自身は多分、小学校4~5年生だった。

 幼児の頃からアニメは好きで観続けていたが、アニメの潮流は激しく移り変わっていったのだった。
 マジンガーシリーズの全盛期に翳りが見え始めた頃に突如アニメブームが到来したことが大きい。
 今でもマジンガーシリーズは大好きなのだが、世間一般では玩具メーカーとタイアップした「子供向けアニメ」としてしか認知されていないのが当時の世相だったように思う。

 子供向け番組はおもちゃを売るために存在する!
 それが現実だった時代。
 (今もそんなに変わりないか)

 そんな時代に突如アニメブームである。
 それはなんだったのか?
 良くも悪くも宇宙戦艦ヤマトの登場である。

 宇宙戦艦ヤマトも放映当時は低視聴率に悩んだ番組だった。
 その点はガンダムと同じ境遇だ。
 しかし、放送終了後から徐々にヤマトは盛り上がりはじめ、ついには劇場用映画となって大ヒットしたのだった。
 なぜ、盛り上がったのか?
 どんな層から支持されたのか?
 過去の人気アニメ作品と何が異なったのか?

 安直かもしれないが大人が支持したからだろう。
 大人といっても大学生などの年齢層だ。
 それまでのアニメ作品は玩具の売り上げという結果によって、幼児や児童からの支持率の高さを計ることはできた。
 しかし、それはあくまでも番組製作者やメーカーからの一方的な売りつけであって、アニメ作品そのものに対しての評価や分析といったものからは程遠いものだった。
 そこへ大学生のアニメファンの出現である。
 彼らは声をあげることをはじめたのだった。
 「視聴率は低くても良いものは良い」という声を社会に発信し始め、当初は異質なものとして扱われたが次第に無視できない声となっていった。
 ここではあえてヤマトのストーリー等には触れないが、アニメファンというものが存在し、それらが実際に番組制作側を動かしうるだけの人口とパワーを持ち始めたということを認識させたのがヤマトだった。

 テレビの再編集であったが劇場版「宇宙戦艦ヤマト」はかなりの興行成績をあげ、以降は各アニメプロダクションも「アニメファン」の反応をあらかじめ意識した内容の作品を連発するようになる。

 アニメブーム(松本零士ブーム)は更に高まりをみせ「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士達」とそれに続く「」銀河鉄道999」の2本の劇場用作品で頂点に達する。
 「あしたのジョー」や「ガッチャマン」などが再評価されはじめたのもこの頃。
 大人(大学生)の観賞に耐えうるアニメのオンパレード時代に突入したのだ。
 そこで“ガンダム”の登場である。
 硬派で遊び心に溢れる作品を発表してきた日本サンライズの送り出したアニメだった。

 「テレビマガジン」や「テレビランド」、「冒険王」などの子供向けテレビ雑誌では放送開始以前よりガンダムやガンキャノンといったモビルスーツが紹介されていた。
 ガンダムのスマートなデザインはコンバトラーVや闘将ダイモスの原色で彩られたスーパーロボットに慣れた小学生には地味に思えた。
 そして放送開始。
 不安は現実のものとなった。
 「これはロボットアニメじゃない・・・」
 ほとんどの児童がそう思ったはずだ。
 事実、私の周囲では「話の内容が暗くて訳わからない」とか「どっちが敵か味方なのかわからない」とか「同じ形のロボットがうじゃうじゃ出てきて気持ち悪い」だとか否定的な感想が大多数だった。
 視聴率は当然だが惨憺たるものだった。

 だけど私は違った。
 最初の頃こそ「ジオン公国ってなんだ?」、「モビルスーツってロボットと何が違うんだ?」、「アムロって本当にヒーローなのか?」、「ジオンと連邦ってどっちも悪者みたい」と悩まされたものだが、耐えに耐えてガンダムに触れ続けたおかげで、番組の中盤ころからは熱狂的なファンに変貌していた。
 特にアムロがガンダムを奪ってホワイトベースから脱走するあたりでは完全にアムロと自分を同一化してしまっていた。
 「あるある、頑張っているのに誰にも理解されない時ってあるよね。ブライトさんの方が悪い!」

 “ニュータイプ”という概念にもわりとすんなり馴染めた。
 次々に登場する敵側のモビルスーツも魅力的で、特にドムの格好良さは別格だった。
 シャアとセイラさんの出生の秘密。
 ララァとアムロの悲劇的な出会い。
 ザビ家の家庭内における確執。
 何もかもが魅力的な「ガンダム」
 夢のある作品ではなかったが、SFという世界に触れるきっかけを作ってくれたガンダム。
 リアルで細部まで構築された世界観という点では「ブレードランナー」に近いものも感じる。

 『こんな面白いアニメなのに観ない連中ははっきり言ってバカだな』と「自分だけのガンダム」に陶酔し、自分の先物買いの才能に酔っていた。
 しかし、不幸?は突如やってくる。
 ガンプラブームとガンダムの再評価だ。
 それまで『ガンダムは意味がわからん』とか言っていた馬鹿ガキどもがガンプラを買い漁り、親に連れられて映画化3部作に詰め掛けた。
 私は「自分だけのガンダム」が汚されたようで悲しい気分になった。

 いわゆる“昔からのファンのエゴ”でしかないのだが、“最近のガンダムファン”を私は蔑視していた。
 『どうせ、ストーリーなんか理解していないんだろ? モビルスーツの性能とかスタイルにしか興味がないくせに!』と怒り爆発状態。
 無邪気なガンダムファンにとってはとても迷惑な話である。

 ガンダムはその後も順調に人気を保ち続け、商業的にも大成功した。
 Zガンダム、ZZと続編が製作され、逆襲のシャアでオリジナルストーリーは一応の終焉となる。
 だが、いまだにガンダムは継続中だ。
 ガンダムSEEDなどは近年のガンダムものでは飛びぬけた人気を誇った。

 私の中でのガンダムはすでに終わっている。
 たぶんZガンダムで終わったのだろう。
 ZZや逆襲のシャアはガンダムファンのみを対象としているというか、ガンダムの世界観を理解していることを前提に製作されているような感じがして好感がもてなかった。
 既成の評価に胡坐をかいているようで、視聴者や昔からのファンへの誠意が無いように思えた。
 サンライズの『ガンダムなら何でもいいんでしょ?』という声が聞こえたみたいだった。

 ガンダムはウルトラマンシリーズと同じなのだろう。
 ガンダムという神話世界が一人歩きしているのだ。
 正にガンダム・サーガだ。
 宗教といっても過言ではない。
 “ガンダムだからしょうがないよね”になってしまっている。

 ガンダムという概念が強固な価値観を形成しており、その世界においてガンダムという冠名さえ付けばどんなことがあっても許されるみたいだ。
 ガンダムという響きは全てのアニメファンに対する水戸黄門の印籠なのであり、ガンダムと名が付けば全てが許される免罪符となっている。
 ガンダムは神棚に乗ってしまったのだ。

 ミュージカル調の人畜無害な超大作アニメばかり製作するディズニーはクソである。
 しかし、日本のアニメも狭いコミュニティの中でのみ興亡をくりかえす極めて閉鎖的で、先行きの見えない一部の趣味人のものになってしまっている。

 日本のアニメが「ガンダム」の呪縛から解き放たれるのはいつなのか?

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2004/10/16

トーマス・F・マンテル大尉の思い出

 UFOは私の中でとても大きな位置を占めているようだ。
 なんで、UFOが私の中でこんなにも大きな存在となってしまったのか?思い出してみると幼少時に親に連れられて観に行った「東映まんがまつり」のせいらしい。

 当時、保育園児だった私はどこにでもいるスーパーロボット大好きっ子だった。テレビではダイナミックプロのロボットアニメが全盛であった。
 正に“ダイナミック世代”である!
 仮面ライダーやウルトラマンのシリーズも好きであったが、

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2004/10/15

狂牛政治家

 本当にこの人の頭脳はどうなっているのか?
 誰とは、かのBSE大臣こと武部氏だ。

 狂牛病が世を騒然とさせていた時期に不用意な発言を繰り返し、消費者の牛肉に対する恐怖心を煽りつづけたあの『アホ馬鹿大臣』のことである。

 牛肉への不信感を払拭するパフォーマンスで牛肉を食べ過ぎたせいで本当に脳がスポンジになってしまったのか?
 どうやら武部氏は世界に平和がもたらされることに不安のようだ。
 世界中を混沌と恐怖の渦に巻き込み、地球環境にとっても厳しいブッシュ政権がもう4年継続されることを望んでいるみたいだからだ。

「ケリー氏よりブッシュ氏が大統領になるべき」
自民党の武部勤幹事長は15日午後、ニッポン放送のラジオ番組で、米大統領選についてブッシュ米大統領の再選を強く支持する一方で、北朝鮮問題の対応で民主党のケリー上院議員の姿勢を批判した。
 武部氏は「ブッシュ大統領でないと困ると思う。例えば、ケリーさんなんか北朝鮮問題を(米朝の)2カ国でやろうなんて、とんでもない話だ」と強調。ブッシュ政権が北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議を重視していることを評価し「これからはマルチ(多国間協議)の時代。イラクの問題もそうだ。みんなで協力し合い、犠牲を負いながら、問題を解決していく」との考えを示した。
 米大統領選をめぐっては、小泉純一郎首相が14日、「ブッシュ大統領とは親しいから、頑張っていただきたい」と述べ、内政干渉との批判が出ている。

 みんなで協力しあってイラクを無秩序状態にしてしまったことを忘れてしまったのか?
 狂牛病おそるべし!

 討論会において「イラクを解放した」を連呼するだけだったブッシュ大統領だが、もしかしたら脳が萎縮した影響かも?
 それともまだコカインを止められないのかブッシュ?
 脳にダメージを与えるような食品や薬物は控えるべきです。
 どっちにしろ、従来の常識でブッシュの精神状態を分析するのは不可能。

 正常な判断力を失ってしまっている傀儡ジャンキー大統領が魅力的に見えるなんて・・・
 日本の政府首脳も深刻な脳萎縮状態か?
 懸命な政治家なら今のご時勢で『ブッシュと親しい』とはポーズであっても言えないはずであろう。
 『私は馬鹿です』と宣言しているようなものですから。
 一般常識の欠如した小泉総理を掲げている日本は不幸だ。
 非常識な軍事大国の威光にすがるだけの無能ぶり。

 公正な選挙が実施されない国は更に不幸である。
 アメリカは民主主義の盟主を標榜しているが、それはあくまで「自称」なんであって何の根拠も無い。
 まずは他国の笑いものになるような選挙制度を改めることから始めようではないか。

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2004/10/14

川口ファンごめんなさい<(_ _)>

私は日本代表のGK川口が嫌いなんです。
高校サッカーの頃から嫌いだったのです。

嫌いな理由は簡単です。
“上手いキーパーに見えないから”
簡単に言えば“ヘタクソ”だと思ったから。
うまく言い表せないけど本能的に下手だなーと思う。

だけど、川口に関して凄いなと感じる瞬間もあるのです。
高校サッカーの頃からね。
それはPK戦の時。
それとFKの対処の仕方。
本当にプレースキックの処理はなぜか天才的。

川口は“流れの中のプレー”ではよくミスをする。
性格的に熱くなりやすいのか凡ミスを平気でする。
空中のボール処理なんか特にですね。
大勢の方が昨晩のオマーン戦でドキッとした瞬間がありましたよね?
あのようなプレーは彼の得意技であります。
今にはじまったことじゃない。

よく彼を「超攻撃型キーパー」なんて形容するマスコミがあります。
ばっかじゃないの?
しゃしゃり出なくていい場面でボールに触れもしないのに飛び出るのが大好きな川口。
堅実なプレーが求められるのがキーパーだと思うんだけど・・・
もっと落ち着いてくれよって感じ。

自分を誰かと混同しているんでしょう。
古いですが例をあげると、
イギータとか、
カンポスとか、
チラベルとか、
真の攻撃的キーパー達と・・・

川口が本当に目標とすべきは、
これも古い例なのですが、
シュマイケルとか、
プロドームとか、
安定した守備力を示すプレイヤーなのでは?

ジーコが日本を指揮する限り彼は召集され続けるのかな?
Jリーグのことはよくわかんないけど、
もっと上手いキーパーいるんでしょ?

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北海道は蕎麦王国

意外と知られていないことなんですが、北海道は蕎麦の名産地です。
一般的に蕎麦というと、信州とか出雲とかが有名です。
福島や新潟なんかの蕎麦も美味しいと言われています。

北海道も蕎麦に関しては負けていませよ!

ご存知のとおり北海道は北方に位置しますので米の生産には向いていません。
かなり品種改良され、現在は米の収穫量もかなりのものですが、
お世辞にも美味しい米とは言えません。

明治の開拓時代から北海道の穀類生産といえば、
麦や蕎麦、馬鈴薯、豆、とうきび等のいわゆる『雑穀』が主体だったのです。
痩せた土地、過酷な環境でも育つ作物が重宝されたのでしょう。
だからこそ独自の蕎麦文化が根づいたのだと思います。

北海道の名物として大勢が連想するのは何か?
海のものなら、
雲丹。
いくら。
鮭。
毛がに。
タラバガニ。
帆立。
イカ。
ほっけ。
昆布。
ボタンえび。

陸のものだと、
馬鈴薯。
とうきび。
夕張メロン。
たまねぎ。

だいたい以上のようなものですかね?
ほとんどの方は北海道と蕎麦のイメージが結びつかないと思うんです。

旬の挽きたての白っぽい蕎麦は香りも食感も最高!
シンプルな食べ方がベストですね。
大根おろしとか山芋とかとよく合います。

伝統と格式だけを売りにしている、
江戸っ子の蕎麦屋なんかは足元にも及びません。
横柄な店員の態度も×

北海道に行くと、
つい、ラーメン屋さんに入ってしまいがちですが、
蕎麦もお忘れなく。

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2004/10/12

富美の家を追加しました

UNFORGETTABLE ☆紋別☆

北海道のオホーツク紋別市に関する“裏ポータルサイト”が久しぶりに更新しました!

紋別「裏」観光のコーナーで全国的にも有名な?心霊スポット、
『富美の家』を追加しました。
興味のある方はおいでください!

廃墟マニアの方にもお勧めかな?

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2004/10/11

映像表現が可能な範囲

 公衆に向けられた映像ではどの程度の描写まで許されるんだろう?
 テレビアニメ版ブラック・ジャックがこの放映されたが、手塚眞氏によればファミリー向けに血が一滴も流れない外科手術シーンにしたそうだ。

 放送業界内の自主規制とか放送倫理に関わることなのか、製作者側の一般視聴者への配慮なのか不明だが、血が一滴も出ないというのはどうしても不自然に思えてしまう。

 血とバイオレンスは同列に語られることが多いが、多くの方がご存知のようにブラック・ジャックは残酷描写を売り物にした作品ではない。
 手術中に血が流れることは極めて自然なことなのに、一般向けに公開するとなるとタブーになるのかな?

 過去にさかのぼると、ハリウッドの全盛期に作られた映画は不自然そのものだった。
 銃撃戦で人が撃たれても、「うっ!」とか呻いて胸をおさえて倒れるだけ。
 血なんか一滴も流れない。
 当時はハリウッドに自主規制コードが存在し、暴力の描写や扱って良いテーマ等に細かな制約があったそうだ。

結果ハリウッドはどうなったか?

倒産しちゃいました!

 50年代~のカウンターカルチャーの波を読みきれなかったハリウッド。
 潔癖で現実離れした能天気ミュージカル。
 時代錯誤になりつつあった開拓時代西部劇。
 ユダヤ資本に配慮した聖書スペクタクル。
 そんな作品を撮り続けた挙句が、老舗メジャー映画会社の崩壊だった。

 リアルなテーマや描写を作品に盛り込めば良いという訳ではない。
 映画黎明期に『月世界旅行』が製作されたように、夢やロマンを映画の中に求めることは、人間の根源的な欲求なのかもしれない。

 しかし、現実を無視し続け、時代の流れを見誤った伝統的ハリウッド体制は崩壊した。
 この結果は重要なことを意味する。
 アメリカ国内に充満していた「目を背けてはならない現実」を国民は知りたがっており、
映画という仮想現実でもいいから共有したかったのだと思う。

 泥沼化し収拾のつかないベトナム戦争。
 ニュース映像で家庭に配信される米兵やベトナム人の死体。
 全米各地で広がる黒人暴動。
 キリスト教にカウンターを食らわす東洋思想やインド哲学の広がり。
 それらを信奉しコミューンを形成するヒッピーの増殖。
 ロックをはじめとするポップカルチャーの社会への影響力の巨大化。
 LSDの普及とドラッグカルチャー。
 チャールズ・マンソンにシャロン・テート事件。

 身近にスリリングな現実が存在しているのに、
 無味無臭な純粋培養されたハリウッド・ミュージカルを観ている場合じゃないだろ!
 てな具合にハリウッドは一気に支持を失い転落していった。

 では、現在の映像メディアの表現手段はどうなのか?
 昨今はCGが発達し、かつてなら撮影不可能なアングルや演出方法が可能になっている。
 SFやファンタジー以外の映画にも盛んにCGは導入されている。
 じゃあ、迫力は増して説得力は生まれたのだろうか?
 否。
 すでに多くの方が指摘しているようにCGの乱用により観客はしらけはじめている。
 単なる自動車のクラッシュシーンですらCGで作成し派手な描写にしてしまう。
 でもそこに介在する人間の存在は描かれていない。
 描く必然性が無いからかもしれないが、あまりにもド派手な演出は、映像の凄さは伝わっても凄すぎて観客にとっての『仮想現実』とは成りえない。
 「迫力あるなー」で終わり。

 かつて“スプラッタームービー”が盛んに作られた時期があった。
 従来のオカルト映画とは一線を画す、恐怖や神秘性よりも残酷描写を重視した映画ジャンルだ。
 吹き出る大量の血しぶき。
 血まみれの内臓。
 悪魔や悪霊よりも猟奇的な殺人鬼。
 それらは新鮮な表現手段であり、刺激に飢えていたホラー映画ファンに喝采をもって受け入れられた。
 しかし、次第に残虐な描写に重点を置くあまり映画はバランス感覚を失ってしまう。
 練りに練った残酷場面は演出過剰でギャグとしてしか観れなくなったから。

 コミックでも同じことが言える。
 かつて『北斗の拳』は少年漫画に衝撃を与えた。
 壮絶な格闘シーンと破壊される人体の描写の凄まじさ。
 ストーリーも魅力的だったが、成功の最大の理由は画だった。
 人気とストーリーがピークに達した頃と同時に、残酷描写も頂点を迎えた。
 しかしそれが限界だった。
 ストーリーの行き詰った北斗の拳は残酷描写のてんこ盛り状態となっていった。
 ひたすら無意味に繰り返される戦闘。
 飛び散る血しぶきと肉片と内臓。
 そこには感情移入する余地は無かった。

 現実を超えすぎた“仮想現実”はギャグ以下だということに観客は気づいている。

 タランティーノのように“血しぶき”を確信を持って演出するなら観賞に耐えうるが、スピルバーグの得意とする悪趣味な残酷描写は観客を置き去りにする。

 血はなぜタブー視されやすいのか?
 かつて某格闘アクションゲームのキャラクターがゲーム内で流す赤い血が、「残酷」で「子供の暴力的な衝動を目覚めさせかねない」という理由で、緑の血に塗り替えられたことがあった。
 これこそ寒気のする現実だ。
 人間同士が戦う、あるいは殺しあえば多くの血が流されるのは避けられないのに。

 キル・ビルvol.1のハイライトである料亭での殺陣シーンでは大量の血が吹き出ている。
 幸いにも?日本公開ではオリジナルな描写が観賞できたが、アメリカ公開版ではそのシーンを「モノクロ」で処理して放映したそうだ。
 これは何を意味するのか?
 短絡的だが先ほどの格闘ゲームといいキル・ビルといい、“赤い血はタブー”なのだ。
 血が赤いことが悪なのであり、人間から流れ出る赤い液体は許されないのだ。

 相変わらずアメリカはイラクなど戦闘地域からの情報に対し報道管制を布いている。
 CNNやFOXで放映されるニュースで、イラクの傷ついた人々は報じられない。
 傷ついた自国の兵士の姿も登場しない。
 戦意高揚に水を差すからというのが定説であり、おそらくそれで間違いは無いのだと思う。

 情報を統制することで戦争の大儀や世界情勢を捏造し国民の関心を逸らしているのは犯罪である。
 しかし、映像表現というものに限定して戦争報道を考えた場合、何が問題なのか?
何をそんなにアメリカは恐れているのか?

 第三者の流す“赤い血”が、視聴者の体内の血液に反応し何らかの感情を呼び起こさせるからか?
 国家規模の情報操作をもってしても制御しきれない、人間の内なる根源的な防御本能が機能することなのか?
 現在のアメリカは防御本能を他者への攻撃として正当化している。
 しかし、その防御本能が最大公倍数である人類の「種の保存」として機能するならば・・・
戦争続けている場合じゃないことにみんな気づくでしょ?

 『人類の英知』に目覚めさせない為に米国メディアも必死なんだな。

 ところで馬鹿みたいに血が飛び散らなくても、CGを湯水のように使用しなくても、暴力の香りがプンプン漂う映画の製作は可能だ。
 低予算でもそれは可能である。

 『マッド・マックス』の存在をみんな忘れてはいないか?

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私が好きだったプロレス

 私はプロレスが好きだ。
 物心ついた頃からテレビ番組で一番好きなプログラムは『ワールドプロレスリング』で毎週欠かさず観ていた。

 幼児期の私を夢中にさせた対戦カードは、「ストロング小林VSアントニオ猪木」とか、「ウイリアム・ルスカVSアントニオ猪木」とか、だいたいが猪木がらみの怪しげな試合。

 小林と猪木が調印式みたいな会見で掴み合いの乱闘を始めたときはドキドキした。

 とにかく就学以前の私にとってプロレスは衝撃的で“外人レスラー”と互角に渡りあっている猪木や坂口が不思議でならなかった。

 外人レスラーの持つ一種独特の雰囲気というか風格というのは私に恐怖心を与えた。
 「アンドレ・ザ・ジャイアントと試合するなんて無謀すぎる!」と思い、仕事とはいえ戦わなくてはならない猪木を不憫に思ったものだ。
 子供に同情されて猪木も迷惑だったかもしれないが。
 それぐらいアンドレの存在は異常だった。

 そしてタイガー・ジェット・シンだ。
 あそこまで悪のイメージを貫きとおし、猪木と渡り合ったレスラーはシンを除いて見当たらない。
 一流の悪役に徹しきったシンは本当に凄かった。
 全日本のブッチャーが徐々に“笑い”の対象としてユーモラスな存在に変化し、ある意味市民権を得ていったのとは正反対に位置している。

 シンは狂人なのだ!

 外人レスラーといえば悪役というイメージが定着していた時代ではあったが、シンは違った。
 「外人だから悪いレスラー」なのではなく、「悪い人がレスラーになった」としか思えなかった。
 私は犯罪者を見るかのようにシンと接していたのだった。

 『この世の中にタイガー・ジェット・シンより悪い人間はいない!』
 真面目に私は信じていた。
 リングにサーベルを持ち込ませるレフェリーが許せなかった。
 シンのパートナーの上田馬之助をぶっ殺してやりたかった。

 シンは己を変化させようとしなかったし、周囲もシンの扱いをを変えなかった。
 だから私は『ワールドプロレスリング』を観続けたのだと思う。

 ハンセンやブロディは私の中で過去の人になりつつある。
 なぜか?
 強いけれど何処にでもいそうなアメリカ人にしか見えなくなっていったから。
 普通の人なんかプロレスにはいらない。
 わざわざ高いお金を払って普通の人を観る理由はないから。
 普通に運動能力の優れた人を観たけりゃオリンピックで十分でしょ。

 プロレスの危機が叫ばれて久しい。
 K-1や総合格闘技に押されているという。
 私もそれらの格闘技は好きだしよく観ている。
 だけどK-1や総合の選手達に畏怖の念を持つことは無い。

 私はK-1の選手等を普通の競技人という風にしか認識することができない。
 普通の強い人達の試合を観て感動はできても、恐怖や憎しみといった感情をもつことは不可能だからだ。
 プロレスは観衆に恐怖や憎しみを体験させてくれる。

 非常識で非日常なプロレスが絶えてしまうことは無い。
 総合格闘技が廃れてもプロレスは存在し続けるはずだ。
 だけど最近のプロレスに魅力を感じないのも事実だ。
 なんでだ?

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2004/10/10

毎日王冠の思い出

今日は東京競馬場でGⅡ毎日王冠があります。
秋の古馬重賞の中で重要なレースです。
コースや距離の設定などから秋の天皇賞につながる重要なレースと言われています。

今回の目玉はなんなんでしょうかね。
私個人としては、あんまりステイヤータイプの馬は好きじゃありません。
サクラユタカオーとか古くはトウショウボーイとか“中距離快速馬”が好きです。
だから、あえてこの秋に応援したい馬といえばブルーイレブンかな。
何となく私好みなんですね。
トゥナンテなんかも好きだったし。

私の持論ですが、マイル~10ハロンの距離で強い馬は本当に地力があると勝手に定義づけています。
スピード、スタミナ、瞬発力、血統的背景といった様々な要素が集約されていると思います。

何年か前、G1でも見ることができないような豪華メンバーで毎日王冠が実施された。
当時の競馬界をリードする3強が揃い踏みしたから。
グラスワンダー
サイレンススズカ
エルコンドルパサー
以上の3頭が同時出走したのでした。

結果はサイレンススズカが最速ぶりを発揮し見事勝利。
2着にエルコンドルパサー。
グラスワンダーは故障明けということで、さっぱり・・・

その後の3頭の歩みも印象深い。
サイレンススズカは天皇賞・秋に駒をすすめる。
レースでは常軌を逸したスピードを見せつけ他馬を置き去りにするが故障発生。
骨折のため安楽死処分。

エルコンドルパサーはジャパンカップに参戦。
3歳にして外国馬を含めた古馬を蹴散らし勝利。
その次の年は欧州に遠征。
凱旋門賞の2着をもって引退種牡馬となる。
引退後は社台スタリオンで繁用されるが数世代に種付けしただけで死亡。

一番興味深い競走馬生活を送ったのがグラスワンダー。
強いのか弱いのかわからないレース内容は賛否両論。
短距離から中長距離まで一定しないレース参加。
極端な負けっぷりは評論家泣かせ。
だが、しかし!
スペシャルウィークには負けていないのです。
宝塚記念での実にあっさりとした勝ちっぷりはまさに怪物。
スペシャルウィーク騎乗の武豊の呆然とした表情が忘れられない。

本番以上に面白い毎日王冠。
今年はどうかな?

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2004/10/09

あややの顔

 あややの顔について考えてみたい。

 標準的なレベルから考えるとたしかに“可愛い”顔に分類されると思います。
 しかし、私は“可愛い”だけの顔じゃないと思うんですよ。
 それは・・・

 「おばさん顔」だと思うんです、彼女の顔は。
 なんか、他のアイドルとか若手タレントと比べて表情がぎこちないというか・・・
 芸能人にありがちな歯の矯正とか美容整形のせいもあるのでしょうが。
 若さを感じさせないんですよ。

 年齢の壁を取り払うのはアイドルでいるかぎり、自分自身には勿論、ファンにとても重要な要素です。
 しかし多くの場合それは「若さ」を維持しようとすることを意味していると思います。
 でも彼女の場合は逆。
 どんどん中年の臭いを発散しはじめている。

 あややの顔や立ち居振舞いを見ているとそこら辺の近所の若作りのおばさんって感じなんですよ。
 頑張れば頑張るほど中年のおばさんになってく。
 若そうに見えて実は年くってるスナックのねーちゃんというか。

 一時期“隣のおねえさんっぽい”とか“普通のどこにでもいる娘”なんて表現がつくアイドルがよくいたけど、「普通のおばさんっぽい」アイドルはあややが初めてでしょう。
 生活臭が臭ってきそうな顔っていうか・・・

 アイドルサイボーグとも呼ばれたあややだが、本当にサイボーグなんじゃないの?
 な~んて考えていたら、某雑誌の記事で、『あややの年齢詐称疑惑!実際は20代後半~30代前半』などという見出しが!

 読んでみるとなるほど、彼女のプロフィールと実体験の談話が、見事にことごとく一致しないらしい。
 時間にズレがあるのだ。

 雑誌記事を鵜呑みにはできないが、私は自身の『あややオバサン説』が裏付けられたみたいで嬉しかったっす!

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外国人全裸飛び降り自殺事件をふりかえる

2004.8月に起きた
「全裸外国人飛び降り事件」の詳細を当時のマスコミ報道から再度検証してみたい。
不自然な点が見えてくるだろう。

新宿で外国人男性2人死亡 ホテルから飛び降り

 8日午前2時5分ごろ、東京都新宿区西新宿の「京王プラザホテル」脇の路上に、全裸の男性2人が血を流して倒れているのを通行人が見つけ110番した。警視庁新宿署員らが駆け付けたが、2人とも既に死亡していた。
 ホテル最上階の47階(高さ約170メートル)にある非常用バルコニーに、2人のものとみられる服や靴が置かれていた。新宿署は飛び降り自殺とみて身元の確認を急ぐとともに、遺体を解剖して薬物反応がないかなどを調べる。
 調べでは、2人は20代の欧米系外国人とみられるが、身元を示すものはなかった。4階部分から上の外壁沿いに設置された非常用はしごに足跡が残っており、新宿署は2人が外部からホテルに入り、はしごを伝って47階まで上ったとみて調べている。
 ホテルはほぼ満室状態で、約1400人の宿泊客のうち、約6割が外国人だった。

“全裸”飛び降り 外国人男性2人一緒に
京王プラザホテル47階 地上170メートルの非常用バルコニーから

 東京・西新宿の「京王プラザホテル」脇の路上で8日未明、全裸の男性2人が血を流して倒れている姿で発見された。ともに白人で、20代の欧米系外国人とみられる。ホテル最上階の47階の非常用バルコニーに、2人のものとみられる衣服などが置かれていた。新宿署は飛び降り自殺とみて身元の確認を急いでいる。同ホテルでは1983年6月、人気俳優の沖雅也さん(当時31歳)が、同じく47階から飛び降り自殺している。

 全裸男性2人が発見されたのは8日午前2時5分ごろ。京王プラザホテル脇の路上に倒れ、血を流しているのを通行人が見つけ、110番した。警視庁新宿署員らが駆け付けたところ、2人とも既に死亡。ホテル最上階の47階(高さ約170メートル)にある非常用バルコニー付近に、服や靴が置かれていた。

 新宿署は飛び降り自殺とみて身元の確認を急ぐとともに、遺体を解剖して薬物反応などがないかを調べている。

 2人はいずれも白人で、20代の欧米系外国人とみられるが、身元を示すものは見つかっていない。

 4階以上の外壁に設置された非常用はしごに足跡が残っており、同署では外部からホテルに入り、はしごを伝って47階まで上ったとみて調べている。バルコニーは5メートルくらいの幅で、高さ約1・2メートルのさくがある。

 同署によると、2人は数メートル離れて路上に倒れていた。一緒に飛び降りたのか、同性愛者だったのか―などの人物関係も詳しく調べている。

 現場は東京都庁やホテルなどの高層ビルが立ち並ぶビジネス街。2人が落ちた同ホテル前の植え込みの木々は折れ、木には男性のものと見られる髪や皮膚が付着していた。

 事件発生の直後、現場近くにいた男性は「1人の男性が倒れているのを見た。髪は黒っぽく長髪で、女の人かと思った。服を着ているように見えたが、警察が何かをかぶせたのかもしれない」と話した。

 同ホテルによると、非常用バルコニーは4~47階にあり、通常は鍵がかかっていて建物の内部から出ることはできない。事件当日はほぼ満室状態で、約2000人の宿泊客のうち半数以上が外国人だった。飛び降りた男性らが宿泊客だったかどうかもホテル側は調べている。

 ホテル関係者は「今日は神宮の花火大会がある。47階からの眺めは最高なのに…」と寂しそうに話した。

当時をふりかえってみて(まだ2ヶ月ちょっとしか経過していない)気になることを大雑把に書き連ねてみよう。
①京王プラザは年間をとおして外国人宿泊客が多く、事件当日も宿泊客の6割が外国人だった。都心にあるホテルの中でも特に外国人からの人気が高いらしい。

②いまだに2人の身元に関する報道がされていない。本当に身元が不明なのか。それとも発表するのが憚られることなのか。

③飛び降り現場に2人の物と思われる衣類や靴が整然と並べられていた。海外でも自殺の際は日本みたいに履き物をそろえる習慣があるのだろうか。

④裸になる必要があるのか。京王プラザの最上階からなので服の着用は飛び降りの殺傷力に関係ない。だったら別の隠された意味があるはず。

⑤そもそも本当に自殺なのか。状況から考えるといわゆる「心中」っぽいが、外国人にそういった死生観が存在するのだろうか。

⑥2人は同性愛者であるかのような報じられ方をされており、多くの人々に2人のイメージを定着させることになった。
しかし2人が同性愛者である証拠どころか国籍・氏名すら未だ報じられていない。

⑦2人が薬物を使用しての性愛行為にふけり、あやまって転落したかのような情報が流布されている。これにはなんの根拠もない。薬物反応の結果とか言う前に、司法解剖の結果すら公表されていない。

⑧本当に全裸の男性2人だったのか。深夜で目撃者も少ない。証言のなかに「最初、髪の長い女性かと思った」というものがある。男性でも長髪は珍しくないが果たして真相は。

私なりにこの事件の不自然な点を抜き出してみました。
検証にはもう少し時間をかけていきたい。
(つづく)

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2004/10/08

ふたつでじゅうぶんですよ の謎

映画『ブレードランナー』に出てくる謎のセリフ。
それが“ふたつでじゅうぶんですよ”だ。

映画の冒頭、主人公のデッカード(ハリソン・フォード)とソバスタンドの主人が押し問答をするのである。
日系人と思われる老齢のそば屋の主人にデッカードが注文をするのだが、
その注文にそば屋が応じない。
困り果てるデッカード。
私の覚えている会話のやりとりは以下のとおり。
記憶違いもあるかもしれないが。

そば屋
お客さん、お客さん、いらっしゃい、いらっしゃい
何にします?

デッカード
4つくれ

そば屋
お客さん、ふたつでじゅうぶんですよ

デッカード
いいや4つくれ

そば屋
ふたつでじゅうぶんですよ

デッカード
うどんもくれ

そば屋
わかってくださいよ!

『ブレードランナー』を観ていない人にはさっぱり意味不明だと思う。

判明しているのは、
要するに、デッカードはそば屋のカウンターで何かを注文した。
それに「何か」を4つトッピングしようとする。
しかし、そば屋の主人は「何か」を4つ入れるのは良くないと説明する。
デッカードはそれに納得できないので、あくまでも4つ入れることを要求。
そば屋はデッカードの注文を頑なに拒否し、怒りはじめてしまう。
根負けしたデッカードは2つだけで納得?したのか、
うどんを追加注文する。

ウーン、わからん。

ものの本によるとデッカードは「海老天」を4つ注文していると書かれていた。
天ぷらそばに海老天4つってことか?
確かに、こってりしすぎかもしれない。
そば食ってんのか、天麩羅食ってんのかわかんなくなるだろう。
でも、そば+うどんの組み合わせはちょっと不自然だと思うんだけど・・・

私の周囲の人間は「生卵」を4つ入れてくれということではないかと推測。
月見そばの卵4つバージョンってことらしい。
これも凄そう。
そばつゆが大量の卵白によって半透明になりそうだ!
ロッキーもジョッキで生卵5つ飲みほしていたが・・・
お腹を壊しそうだ。
しかし、この説もうどん+そばになってしまう。

一部にはえび天丼の上の海老を4尾にすることを要求しているとの説もあるようだ。
これはなかなか説得力があると思う。
海老天丼の海老が2つでは、ちょっとさびしい。
よほど凄い海老でなければ私としても4つほしい。
普通の天丼なら他の食材もあるので“ふたつでじゅうぶん”ですけど。
天丼とうどんの組み合わせは実際に存在しそうだ。
ラーメン+チャーハンみたいなもんか?

何に4つ「何」を入れようとしたのかは依然謎のまま。
“うどんもくれ”という字幕から推測するに、うどんはあくまでも追加オーダーだと考えたい。

デッカードが本当に食べたかったのは何なのか?

レプリカントは何で写真を集めたがるのか?

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2004/10/07

生ラムジンギスカン定食

北海道に行ったら、有無を言わさずジンギスカン!
私個人としては、味付けラムより生ラムの方が肉の風味が堪能できるので好みです。
羊肉が臭いと思っている人はマトンを食べているんでしょう。
牛肉より安全な羊肉は超おすすめ。nec_0041.jpg

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2004/10/06

マイケルの謎

 最近のマイケル・ジャクソンのプライベート画像。

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 とてもプライベートとは思えないいでたち!
 常に公衆の目が気になるスターの習性か?

 ところで、マイケルは健康に非常に気を配っているとのことだが、どんなものを食べているんだろう?
 マイケル・ジャクソンの好物を知りたい・・・
 サプリメントだけでお腹一杯なのか?
 意外にジャンクフード好きとか?

 昔、ツアーで来日した時は日本酒を水のようにがぶ飲みしていたそうだ。
 しかし、全く酔っぱらう気配は無く、ずっとシラフだったとのこと。
 ちなみに、このニュースソースは浅野ゆうこの談話から。
 なぜかディナーを共にしたそうだ。

 日本酒程度のアルコール濃度は酒と認識できないのかな?

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2004/10/04

マヨネーズは味を殺す!

 マヨネーズをいろんな食べ物に付けて食べる人がいます。
 変な言い方だけど、常識的な?使用法に収まらない食べ方数多くこの世には存在するみたいです。

・変だと思った食べ方その1
 「納豆をマヨネーズで味付け」
 これは結構多くの方たちが実践しているかもしれない食べ方だと思います。
 私はこの食べ方を学生時代に『納豆嫌いの友人』から教わりました。彼は群馬県人なので東日本の人間なのですが、珍しいことに納豆が食べれなかったのです。
 彼はなんとか納豆を克服する方法をさぐり、行き着いた果てが「マヨネーズ納豆」だったみたい。
 “凄く美味しい、納豆が好きな人は納豆の新たな美味しさの発見になるから是非試してみな”と言われ、正直な私は実行することにしたのですが・・・

感想
 食べれないことないけど、美味しくない。
 だけど不味くもない。
 納豆の風味が完全に消されてしまっているから。
 ネバネバも少し弱くなってしまっている。
 ただの豆の入ったサラダ食べてる感じ。
 納豆好きには重要な要素である、“ねばり”と“独特の風味”が存在しないので納豆嫌いの友人は“美味しい”と感じたのかも。

・変だと思った食べ方その2
 「カップヌードルにマヨネーズ混入」
 この食べ方は最近、職場の女の子がお昼休みに実行していました。
 カップヌードルは昔からある普通の物を用意します。
 女の子曰く、“カップヌードルにマヨネーズを混ぜるとシーフード味に成るんですよ、知ってましたか?”
 そんなの知らねーよとか思いつつ一応相槌などしていたら、お湯を注ぎ3分たったヌードルにかなり大量のマヨネーズを注入!
 そして箸で激しくかき混ぜています。
 “本当にシーフードヌードルだー”とか言って女の子は感激しています。
 試食することを強く勧められたのでスープをすするが・・・
 シーフードっていうよりもコクの無い博多ラーメンというか、水っぽい長崎ちゃんぽんというか、ひらたくいえばスープが白くなっただけで味のレベルは完全に低下しています。
 酸味は不思議なことに感じませんが、油ギトギト感は増強。
 とても一杯食べきる自信はありません。
 カップヌードルは普通に食べようよ!

結論
 マヨネーズそのものは美味しい食材である。
 どんな料理にもよく合う。
 しかし料理全体の味を支配するので使用法に注意が必要。
 料理本来の味やクセを殺しまくってしまう。
 味覚形成が不十分な小学生ぐらいまでは、極力マヨネーズは控えたほうがいいのかも。
 マヨネーズを非難しているんじゃないんです。
 『マヨネーズが無いと何も食べれない子供』が増えて欲しくないだけ。

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負けちゃいました 凱旋門賞

残念でしたねー タップダンスシチーは!

今回のレース参加はとにかく強行軍だった。
予定していた航空機が故障!
別の機をチャーターすることもままならない。
直前輸送ではコンディションが狂う・・・

やむなく今回の参加は断念、だったはずだが、出走に急遽方針転換し、まさしく直前輸送でフランス入り。

結果は20頭中の17着。
大負けですね。

直前輸送やファンの声の後押しを受けての出走を『無謀だった』とか評論する人が出てくるかもなー
たしかに一時は公式に出走取り止め会見をしたし、秋の国内レースのプランを発表もした。
それを翻しての出走だったから非難の声も多いみたい。

だけど世界的な競馬の潮流では他国のレースに積極的に出走するのは常識。
直前輸送をとやかいう概念すら存在しない。
そんなことにビビッていたら競馬になんかならない。

タップダンスシチーの関係者の皆さんは胸を張ってほしい。
チャンスに縋ろうとしたその姿が美しいのだから。

チャンスは誰にでも公平にはやって来ない。
可能性を追い求めることで初めてチャンスは訪れる。

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2004/10/03

楽天の社長は人相が悪い

私はプロ野球そのものには全然興味がない。
球団が増えようが減ろうがどうでもいいんです。
イチローに世間は大騒ぎしているけど関心がないから、喜ぶこともできないし、嫌な気分でもない。
興味が無いってのはこういうことなんだろうと思う。

しかし、ニュースで報じられているライブドアと楽天の新規参入合戦はちょっと面白そうだ。
同じような業種の、
同世代の経営者が、
同じ仙台を本拠地として想定し、
冷たい戦争を演じている。

私はライブドアを今回の一件ではじめて知りました。
ポータルサイトなんですかね?
よくわかりません。

楽天については時々買い物で利用していましたし、Jリーグの神戸の親会社ってことぐらいは知っていました。
でも、ITだなんだって言われているけど早い話が通販会社でしょ?
ジャパネットたかたと同じじゃん!

両方の会社や社長の人格や経営戦略なんかはどうでもいいんです!
問題は『見た目』です。

個人的にはライブドアの社長の方がソフトでストレートな印象を受けます。
おどおどした話し方も高ポイントをあげちゃいます!
IT業界を柔軟な発想で生き抜いてきたんだろうなーと勝手に思っています。
いろいろ危機はあったのでしょうが・・・
だからこそ老舗企業の偉い人たちからは嫌われるんだろうな。
価値基準の出発点が違うんだから。
話が全く噛み合っていない様子は見ていて可笑しいくらい。

楽天の社長については一言で言って『悪人顔』!
絶対に正義の味方の面構えじゃないですね。
ITビジネス業界の顔じゃないもん。
汚職にまみれた保守系の政治家顔ですな!
漫画でいえば“影の番長”とか“影の総理”だとかの・・・
表立っては一般企業の経営者だけど、裏の顔は秘密結社の総帥で世界支配を企んでいるみたいな。
まるでショッカー扱いですね(笑)。
それじゃなきゃ「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」だ!
あっ!どっちも石森章太郎の作品だった・・・

別に楽天の社長さんの人格や功績を否定するつもりは全くありません。
安心してください!
人相が悪いって思ってるだけですから。

ただ、私の判断基準からすると“いい人にはとても見えない”。
ITでの成功を足がかりに既存の権威勢力に擦り寄るというか、媚びるような振る舞いは遠慮してください。
ベンチャー企業といわれた頃の気概を思い出してください。
私の中の“悪い人っぽい”印象がますます確信に近づきつつあるので。

それと楽天の社長さんは、人を見る目をもっともっと養ったほうがいいですよ。
変な人物や怪しい人材は不幸を招くだけですから。
トルコのイルハン・マンスズみたいにね!

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凱旋門賞奪取だ!タップダンスシチー

今年も凱旋門賞の季節がやってきました。
日本からはタップダンスシチーが参戦します。
国内G1もいいけれど、もっと凱旋門賞で盛り上がりませんか?

輸送の飛行機が飛ばなくなったりとかいろいろトラブルはあったようですが、無事にフランスに到着しました。

過去に多くの日本馬が挑戦しましたが、エルコンドルパサーの2着が最高です。

私は今回の凱旋門賞は、なんかいけそうな気がする。
なんとなくだけど。

タップダンスシチーには悪いけど、この馬は日本国内において超一流の評価を得ているわけでもないし、最強馬の称号を得ているわけでもない。
実力はあるのに評価されていないし、正直言って期待している人達もあんまりいないんじゃないかな?
たとえばヒシミラクルみたいに。
勝っても、勝っても正当な評価がついてこない・・・

だからこそ頑張って欲しい。
ホームとはいえジャパンカップで外国馬を打ち破っているわけだし、ツボにハマったときの強さは疑いようが無い。
日本代表とかの看板を背負っていないぶん気軽に頑張ってほしいです。

日本競馬が海外のホースマンから『血統の墓場』と呼ばれて久しい。
このような評価を覆すためにもタップダンスシチーのように国内の評価や地位に甘んじることなく、「本場」の欧州やアメリカの大レースに挑戦し続ける馬主や調教師が出てきて欲しいです。
そして日本が新世代の競馬の系統の発信地になっていけばいいなー。

どんなに勝ち続けても『血統が悪い』というだけでアメリカをお払い箱になったサンデーサイレンス。
日本国内での種牡馬としての成功はいうまでもありませんが、欧米ではそんなサンデーサイレンスの活躍もあまり評価されることはなく、逆に日本競馬の低レベルを実証したかのような解説が目立ちます。

タップダンスシチーはサンデー系とは直接関係ありませんが、欧米の競馬の常識を覆すような存在になってほしいです。

今日の栄光に満足することなく、明日を信じ未知の可能性に挑んだタップダンスシチーに神のご加護を。

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2004/10/02

珍味の食べ方 ~北海道編~

 私が衝撃をうけた郷土料理というか、郷土色豊かなオリジナルな食べ方が北海道に存在し、初めてその場面に遭遇した時の私は、『うわあ・・・だから北海道の人って、高血圧とか脳卒中が多いんだ・・・』と絶句したものです。

 どんな食べ方かというと、ふつうにコンビニやスーパーで市販されている珍味に調味料をつけて食べるんです。
 さきいかとかスルメ、鮭とば(鮭の乾物)とかカワハギとかチーズ鱈とか、いわゆる珍味って酒のつまみなので結構濃い目の味付けがされているじゃないですか?
 だけど、北海道人はその味に満足することなく更にあくなき未知の味覚の追求に余念が無いみたいです。

 さて、珍味につける調味料にはどんなものがあるのか?
 必ずといっていいほど“マヨネーズ”をつけて食べます。
 マヨネーズに大量の七味唐辛子をまぜて仕上げに醤油を適量加えます。
 これをかき混ぜれば珍味専用ソースの完成です。
 私の北海道の知人はほぼ100%実行していました。

 それを小皿に盛り付けます。
 手に持った珍味を口に運ぶまえにソースをどっぷり絡めるんです。
 口に入れた瞬間、強烈な酸味が舌を刺激します。
 つぎにお口いっぱいに辛さが浸透してきます。
 しかも珍味+特性ソースはかなりしょっぱい!
 お水が欲しくなりますが、ビールで渇きを癒します。
 どんどん、どんどんビールが消費されます。

 小皿に盛り付けた珍味専用ソースなんて、あっというまに無くなります。
 ですからお酒の席では必ず4~5回はソース作りに励むことになります。

 本当に北海道人の珍味とマヨネーズの関係は深い。
 なぜなら市販されている時点で、珍味と一緒にマヨネーズの小袋が同封されているんだもの。

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