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2004/11/14

クラプトンとチャック・ノリスの顔

 一部の方々に微妙に好評な「顔」シリーズ。
 今回のお題はロック界を代表するギタリスト、エリック・クラプトンです。

 クラプトンの顔を語る前に、彼の本業であるギターテクについて考えよう!
 彼はいわゆる“3大ギタリスト”の一人である。
 他の2人はジェフ・ベックとジミー・ペイジである。
 3人とも共通しているのは『ヤードバーズ』に所属していたこと。

 一般的にベックは「スティール」と評されるように、鋭く革新的なギターミュージックの可能性を追求している人とされている。いまだに現役バリバリなのも偉いです。尊敬してます。

ソロ代表作“ブロウ・バイ・ブロウ”
↓↓↓
beck1.gif

 ジミー・ペイジとは勿論レッド・ツェッペリンのあの人のことです。
 ペイジは3大ギタリストの中で最も演奏がヘタクソだとされている。
 ギタリストとして崇められているのに演奏は下手だというのはなんとも面白い話だ。
 ペイジが評価されているのは「プロデュース能力」とのこと。
 ギタリストとしての能力自体はたいしたことないが、アレンジメントやマネージメントに優れていて他のギタリストには真似できないスケールの大きな曲やコンセプトを持ったアルバムを作った人とされている。
 しかし、その評価もなんだか怪しいものらしいのだ。
 ペイジのオリジナルとされているZEPPの曲のかなり多くの曲が他のアーティスト、特に古いブルースマンの曲を無断借用したもの、簡単に表現すると“パクリ”らしい。
 これってかなり致命的なことなんですよね。
 プロデュースの才能によってベックやクラプトンと同列に語られ、ロック史に名を刻まれているのだから。
 肝心のプロデュースが実は古いブルースナンバーだったってことは、ペイジは何もしていないで金を儲けただけの盗人と呼ばれても反論しようが無いのです。
 きちんとクレジットしておけば皆から虐められないで済んだのに。

レッド・ツェッペリンの“1sT”
↓↓↓
zepp1.jpg

 そして今回の主役、エリック・クラプトンについて。
 クラプトンの異名は“スロー・ハンド”
 詳しいことは知らないけれど昔からそう呼ばれている。
 彼はヤードバーズの後クリームやデレク・アンド・ドミノス、ソロ活動でずっと第一線で活躍していた。
 途中ドラッグでヘロヘロになって廃人みたいな時期もあったけど、コンスタントに作品を発表し続けている。
 最近はアンプラグド物やチャリティーコンサートに頻繁に参加し老醜をさらしている。
 完全にジジイですね。
 老いた姿でブルースナンバーを爪弾く光景を「味がある」なんて絶賛する人が多いけど、あれはただの年寄りですよ。
 ロックは伝統芸能や伝承文化になっちゃいけないから。
 比較すること自体が可哀想だし無理があるんだけど、どんなに頑張ってもクラプトンはジミ・ヘンドリックスになれない。
kuraputon.jpg

 私が最近のクラプトンにのめりこめない理由はもう一つある。
 あの老いた顔がチャック・ノリスにしか見えないからだ。
 あの超B級アクション俳優のチャック・ノリスだ。
 ゴリゴリの保守派でレーガン時代は共産圏やアラブの兵士を映画の中で殺戮しまくっていた、あのチャック・ノリスである。
 ノリスは今も熱狂的な共和党支持者で、今回の大統領選挙でもブッシュ陣営を強烈にプッシュしたのだ。
 ハリウッドの肉体派俳優には馬鹿な人が多いですね。
 一応、元全米空手チャンピオンという肩書きを持っている人ですが、あんまりアクションは綺麗じゃないですね。
 ブルース・リーの『ドラゴンへの道』でリーと戦っていますが、リアルなファイターであるリーとダンス空手の王者のノリスでは迫力が全然違います。
 インチキ寸止めダンス空手なんか観なくていいです。非実戦的な上段蹴りばっかり。
doragon.jpg

 そんな阿呆のチャック・ノリスのニュース映像を見ていて誰かに似ているなーと思いつつ悶々とした毎日を過ごして
いました。
 しかしそれが確信に変わる日がついに訪れました。
 ザ・フーのロック・オペラ『トミー』のDVDが発売されたのです。
 『トミー』の中で3重苦のトミーをなんとか治したい母親が新興宗教の教会へトミーを連れて行く場面があるんです。
 新興宗教の司祭はギターを奏でながら登場し人々の病気を癒す音楽を提供します。
 なんともインチキ臭い宗教なんですが、その宗教の司祭役がクラプトンなんですよ。
 見た瞬間、「チャック・ノリスだ!」と叫びそうになった。
 微妙な長髪、しょぼくれた表情、うつろな目、全てが『デルタ・フォース』のチャック・ノリスなんです。

 とにかくクラプトンには活動の場を選んで欲しい。
 なんかのイベントにこじつけて“復活”を繰り返さないでください。
 もうウンザリです。

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コメント

突然ですが、コメントさせてください。老醜・・・本当にそうですね。彼は今御茶ノ水にマンションをもっていますしね(K1などドームに近いと便利だから・・・)。あとクリームもまじに復活らしいです。残念な限りです。

投稿: mondo | 2004/11/16 01:25

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