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2005年2月

2005/02/19

殺したのは誰だ?

西武鉄道前社長が自殺体で発見されたらしい。
報道によれば家族あての遺書が残されていたとのこと。

19日午後0時50分ごろ、西武鉄道の小柳皓正(てるまさ)前社長(64)が東京都町田市の自宅で首をつっているのを妻(61)が発見、119番した。小柳前社長は病院に運ばれたが、死亡が確認された。警視庁町田署は自殺とみて関係者から事情を聴いている。
 調べでは、小柳前社長は自宅2階の寝室のかもいにネクタイをかけ、パジャマ姿で首をつっていた。外出先から帰宅した妻が発見した。現場に家族あての遺書があったという。

また犠牲者が出ちゃったよ・・・
こういう政財界の大物がからむ巨大疑獄にはつきものの「自殺」

お世話になった組織に対する最後のご奉公なのか?
もしそうなら、自殺者達はまさに忍者ですね。
“日の目に晒してはならない秘密は死しても守り抜く”
組織や理念に殉ずる日本的美学か!
本当に「自殺」だとしたらね。

自殺は肯定できないけれど、本当に自分で死を選んだのなら仕方の無いこと。
個人の自由ってものがあるから。

しかし、それが自殺じゃなければ。
強要された死だとしたら。
許されざることだ。

命をかけてまで守り抜かなければならない体制や組織はこの世の中に存在しないのだから。
あー、嫌な気分だ。

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「地獄の黙示録」状態

 久しぶりに本当は深刻な問題なんだけど、思わず笑ってしまうニュースが飛び込んできた。

 “授業中の校庭に自衛隊ヘリコプターが離着陸を繰り返す”
 凄まじいの一言。
 バーチャルムービーだかなんだか知らないけれど、今回の事例はまさしく映画の疑似体験。

 『地獄の黙示録』を観てない方にストーリーを説明します。
 今回の事件そのまんまだと思ってください。

 報道によると本来の訓練地域は学校から数百m離れた地点だったらしい。
 一言で言えば自衛隊のうっかりミス。
 隊員には当然のことながら訓練用に使用する地図が配布されていたが誰も気づかずに訓練を続行したみたいなんです。

 さすが日本が誇る自衛隊です!
 国民を守るだけでは飽き足らず、無料で航空ショーまで提供してくれるんですから。

 授業中にヘリの爆音を浴びせられた生徒や教員の恐怖はいかほどだったのでしょう?
 最近問題の不法侵入者どころではありませんから。
 たぶん、他国と戦争状態になったと勘違いし、命の危険を感じた方も多かったはず。

 それにしても軍隊(あえてそう言わせてもらう)って組織は命令に忠実というか、融通がきかないもんなんですね。
 普通に考えれば、平日の授業中の時間帯に「学校の校庭に何度も離着陸せよ!」なんて命令は不自然だと誰も思わないのかな?

 まあ彼らは彼らなりに真面目に任務を遂行しただけなんだろうけど、だからこそマヌケさが際立っちゃうのです。

 学校関係者や生徒にとってはヒドイ迷惑な事件でしかないのですが、逆説的に考えれば戦争被害者の立場をほんの少しでも疑似体験できただけでも幸せだったのかも・・・

 戦後60年、戦争体験世代の高齢化とともに、戦争の悲惨さを語り継げる人達が急速に減少しています。
 それに比例するかのように戦時体制を美化する怪しい動きも活発化しています。

 最近マスコミに露出することが多い保守系やタカ派の政治家・文化人、右翼気取りの連中のほとんどが戦争を知らない世代もしくは戦時中は幼すぎて戦争をリアルに体験していない人達だ。
 それなのに「国家の為に国民が尽くすのは美徳」とか「軍隊という規律ある組織が若者を正しく導く」だとか戦争懐古趣味も甚だしい。
 自民党の安部とかは日本のチキンホークの典型ですな。

 そんなに軍隊や戦争に憧れるんだったら、せめて三島由紀夫みたいに体験入隊とかしてから意見すればいいのに。

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2005/02/12

日本VS北朝鮮の感想

 少し古い話題で恐縮ですが、ワールドカップ・ドイツ大会アジア最終予選、北朝鮮と日本の試合を観ての素直な感想。

 『北朝鮮強いじゃん!』

 試合前は「日本の方が遥かに強い」だとか「試合にならないのでは?」等といったレベルが違いすぎるという評論が大勢を占めていました。

 確かに北朝鮮は10年近くも国際大会に出場していなかったし、日本が近年着実にレベルを上げてきているのも事実です。
 だけど、「3-0」だとか「5-0」なんて予想スコアはひどいなーと思っていました。

 対戦相手に対する礼儀を逸していますよ。
 別に私は北朝鮮のファンでもマニアでもないけど、日本の特にマスコミの尊大な態度には不満というか釈然としない感情にかられました。

 いったい、いつから日本はそんなにサッカー先進国になったの?
 古い話になるけれど、ワールドカップにおいてアジアの存在を見せつけた最初のチームは北朝鮮です。
 1966年ワールドカップ・イングランド大会で、北朝鮮がイタリアを撃破しベスト8入りした試合は、いまだにヨーロッパ人の心に強烈に焼き付いているのです。
 ヨーロッパサッカーにとって、「北朝鮮トラウマ」といっても過言ではない衝撃を与えたのでした!
 様式や戦略に囚われつつあった近代サッカーに、一石を投じたのが北朝鮮だったんです。
 とにかくシンプルイズベスト!
 足が速い選手がすばやく相手ボールを奪う。
 速攻で相手陣内に走りこむ。
 余計な組み立ては行わずにシュートに結びつける。

 当時の北朝鮮の快進撃は、2002大会の韓国以上に、ヨーロッパや南米の国々に脅威だったのです。

 そんな過去を知ってか知らずか、今や日本はアジアサッカーの盟主気取り。
 お前はジャイアンツか!?っつーの!

 北朝鮮と日本は政治的なからみや歴史問題もあって、それがついついスポーツの分野にも持ち込まれてしまう。
 大方はマスコミやネットうよが煽っていると思うんですけどね。
 扇動報道ってやつですかね。

 私は北朝鮮選手が国際大会で見せる意地というかプライドが好きだ。
 けっして恵まれているとはいえない練習環境で鍛錬し、場合によっては四面楚歌の環境でも顔色も変えずに己の力を発揮する。
 国家への忠誠とか、愛国心とかそんな単純なものではないと思います。
 そこにあるのは蓄積された己のパワーを100%の状態で発揮しようとしているアスリート精神。
 派手さは無いが自身に満ち溢れた表情と立ち居振る舞いは、見ているだけで頼もしくなる。

 試合そのものを振り返ると、日本は油断していたとは言わないが歯がゆさが残る結果だった。
 たしかにスコアでは日本が上回った。
 しかし私の心に残るプレイは北朝鮮選手のプレーばかりなのです。
 北朝鮮GKがいまいちだったから日本は救われたけれど。
 チームとして機能していたのはどうみても北朝鮮だったのです。

 日本が苦戦したのは、それが今の日本の実力だから。
 中田や大久保がいないからとかじゃないのです。
 小手先の技術にうぬぼれてしまって、己を向上させることを忘れてしまったチームに未来は無いのです。

 この試合で一番の収穫は北朝鮮の「強さ」でした。
 最終予選が終了するまで北朝鮮代表の動向からは目が離せない。

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TZR250だ!後方排気だ!

 2ストローク・レーサーレプリカ大好き♡SWANです。
 バイクネタは超久しぶりなのだ。

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 なんでバイクネタを封印していたかは以下の理由。

 私は自他共に認めるアメリカンバイク嫌いだ。
 アメリカンバイクそのもには何の罪もないし、個人的な恨みもない。
 ハーレーだって悪くはない。
 よーく考えてみると乗ってる人間が嫌いなんだなー

 でぶったオッサンがピチピチのタンクトップ姿に派手なバンダナ頭に巻いて集団でノロノロ走り回る姿は異様だ。
 時代遅れのヘルスエンジェルスっていうのかな。
 おもいっきり社会の落伍者ですよ。
 そこのコスプレおやじバイカーさん。

 バイカーファッションと同じくらい勘違いなのが“ポリスファッション”じじい。
 ハーレーをアメリカンパトロール風にカスタム化するのは別にいいんです。
 バイクに罪はない。
 問題なのはじじい達の理解不能な行動にある。
 全身ポリスコスプレだけでも十分に異常なのにあの人達は集団で群れる習性があるらしく、数十台単位で長距離を移動することが多い。
 高速道路の利用率が高いのも彼らの特徴だ。
 ある団体が高速のSAで休憩をとっていたのを目撃したことがある。
 駐車スペースを完全に無視したデタラメな停め方で一般のドライバーは皆困惑していた。
 バイクを降りたじじい共は整然と整列し、リーダーらしき人物が伝える指示を聞き入り、話が終わると敬礼までしていた。
 「解散!!」の掛け声の後トイレに駆け込むジジイ達。
 なんだか背筋が寒くなった。
 ツーリング倶楽部というより、警察マニアとかミリタリーオタクの世界。
 一歩間違えば右翼団体の街宣ですな。

 結局アメリカンバイク乗りという種族は日本人の典型的な習性を具現化した存在なのかもしれない。
 自由とか個性とかいいつつも、何かのカテゴリーに属さないと安心できない民族の性なのかな?
 だってさバイクの独自の楽しみ方とかあの人たちには無いみたい。
 マスコミからもたらされるステレオタイプのアメリカンバイク文化をそのまま受け入れてしまっているんだもの。
 そして同好の人間を集めて群れてしまう。
 仕上げはそろいのユニホームだ。
 まったくもって没個性。

 耕運機みたいなエキゾーストで安眠を妨げないでほしいものです。
 舶来品だからって有難がるのはどうかと思いますよ。

 というわけで、私はアメリカンバイクが嫌いなのです。
 私が持つバイカーのイメージもステレオタイプなもので偏見がないとはいえませんが・・・
 以前にそれをブログに書いたら、全国のヒステリックなバイカーから感情むき出しの非難や中傷が寄せられたので、バイクネタは封印していたのです。
 文章にもなっていないような低次元なコメントを読まされるのは非常に苦痛です。

 気分転換に最近入手した私のマシンをご覧あれ。
 超美麗、状態完璧なTZR250です。
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2005/02/06

真実をみつめよう ~シュレーダー演説に思う~

 アウシュビッツ強制収容所がにわかに注目を集めている。
 例の愚かな英国の王子様のナチスコスプレ事件も大いに影響はあっただろうが・・・

 歴史が証明しているように日本とドイツとイタリアは第2次世界大戦における敗戦国である。
 戦争の大義であるとか戦争の発端がどうだったなんかどうでもいいのだ。
 とにかく3国同盟側は世界を相手に戦争を行い、周辺の多くの国々に多大な損害を与えた。

 勝者が歴史書を作成するのは古来よりの道理であり、敗者の側がどんなに泣き喚こうが勝者の作り上げた歴史的事実を翻すことは不可能なのだ。

 敗者が周辺国にしなければならないこと。
 それはズバリ『償い』でしょう。

 単に物質的・経済的な補償をするというのではなく、己の過ちを真摯に受け止め、それを当事者にきちんとした態度で示すことなんである。

 その点で日本はドイツより遥かに劣っている。
 日本国内では太平洋戦争を大東亜戦争と称し、肯定化しようとする運動がいまだ活発だ。
 小泉首相は被害国の感情に全く配慮の無い行動をとり続けている。

 とにかく日本もドイツも戦争に負け、勝者によって戦争犯罪を裁かれた。
 裁判に対しては否定的な見解が多いみたいですが・・・・
 両国内には不満がある人も大勢いるみたいだけど、両国の地域における立場は雲泥の差だ。

 ドイツはEU内で中核的で重要な位置を占め、EUの牽引役として周辺国の絶大な信頼を得るに至っている。
 かつてヨーロッパ中に戦火を撒き散らし、ユダヤ人を絶滅させようとした国がである。
 これは驚くべきことだし、また日本という国がますます嘆かわしい国家であると再認識させられる。

 戦勝国の主張が全て正しい訳ではないし、戦争犯罪人の裁き方にも問題が多い。
 だけど、今日の世界観は戦勝国が作り上げたものだし、嫌なことかもしれないけど受け入れない限り、いつまでも世界の中で確固たる地位を得ることはできないのだ。

 ドイツはあからさまに自らの戦争犯罪をさらけだしている。
 「こんなことまで自分達で開示するの?」と思いたくなるような衝撃的な資料までも国が発表している。
 ドイツは自虐的な国家などではない!
 真に勇気ある、分別のわきまえた国家なのではないか。

 事実を真に受け止めることが世界中の人々との融和に繋がることなのだということを受け入れられない人々に下記の記事を読んでいただきたい。

 以下は、トルシエ監督の通訳で有名なダバディー氏のブログからの引用である。
 私はシュレーダー首相の言葉に深く共感する!

昨日、国連で行われた「(戦時)強制収容所」アウシュヴィッツの開放60年記念演説で、ドイツを代表して、ドイツの首相としてSCHROEDERが演説をしました。世界中に生放送されたこのスピーチの一部分は...
「ユダヤ人などの虐殺、ドイツは国として企画した「強制収容所の虐殺プログラム」がいまだに理解できなく、ドイツの歴史の最大の恥と犯罪でありました。私は今日、昔のドイツの代表としてではなくて、新しい国際的かねて民主的なドイツの首相として、そのぞっとする歴史に対する恥とさびしさを証言したいのです。
そして歴史の教訓を生かして、強制収容所の地獄から脱出した方々に約束する、ドイツは2度とその行為を許さないだけでなく、あらゆる差別と戦います。ユダヤ人や同性愛者、アーティスト、違う政治的意見を持つ人間を差別しないだけでなく、彼らを守って、あらゆる差別を絶対もう許しません!この惑星の博愛主義と平和のためにドイツが戦います!イスラエルに対する「信用借り」もあると分かります。イスラエルと中東地域を平和に導くことも、我々ドイツの義務であって、戦いであります。」
と涙を流しながら演説したSHCROEDERドイツ首相。
国連のスタンディング大かっさいを受けました。
この美しいことばが世界中に響くように...
この惑星の平和、あらゆる差別の廃止のために、役に立ちますように...
人間が歴史から学ぶように。

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