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2005/02/06

真実をみつめよう ~シュレーダー演説に思う~

 アウシュビッツ強制収容所がにわかに注目を集めている。
 例の愚かな英国の王子様のナチスコスプレ事件も大いに影響はあっただろうが・・・

 歴史が証明しているように日本とドイツとイタリアは第2次世界大戦における敗戦国である。
 戦争の大義であるとか戦争の発端がどうだったなんかどうでもいいのだ。
 とにかく3国同盟側は世界を相手に戦争を行い、周辺の多くの国々に多大な損害を与えた。

 勝者が歴史書を作成するのは古来よりの道理であり、敗者の側がどんなに泣き喚こうが勝者の作り上げた歴史的事実を翻すことは不可能なのだ。

 敗者が周辺国にしなければならないこと。
 それはズバリ『償い』でしょう。

 単に物質的・経済的な補償をするというのではなく、己の過ちを真摯に受け止め、それを当事者にきちんとした態度で示すことなんである。

 その点で日本はドイツより遥かに劣っている。
 日本国内では太平洋戦争を大東亜戦争と称し、肯定化しようとする運動がいまだ活発だ。
 小泉首相は被害国の感情に全く配慮の無い行動をとり続けている。

 とにかく日本もドイツも戦争に負け、勝者によって戦争犯罪を裁かれた。
 裁判に対しては否定的な見解が多いみたいですが・・・・
 両国内には不満がある人も大勢いるみたいだけど、両国の地域における立場は雲泥の差だ。

 ドイツはEU内で中核的で重要な位置を占め、EUの牽引役として周辺国の絶大な信頼を得るに至っている。
 かつてヨーロッパ中に戦火を撒き散らし、ユダヤ人を絶滅させようとした国がである。
 これは驚くべきことだし、また日本という国がますます嘆かわしい国家であると再認識させられる。

 戦勝国の主張が全て正しい訳ではないし、戦争犯罪人の裁き方にも問題が多い。
 だけど、今日の世界観は戦勝国が作り上げたものだし、嫌なことかもしれないけど受け入れない限り、いつまでも世界の中で確固たる地位を得ることはできないのだ。

 ドイツはあからさまに自らの戦争犯罪をさらけだしている。
 「こんなことまで自分達で開示するの?」と思いたくなるような衝撃的な資料までも国が発表している。
 ドイツは自虐的な国家などではない!
 真に勇気ある、分別のわきまえた国家なのではないか。

 事実を真に受け止めることが世界中の人々との融和に繋がることなのだということを受け入れられない人々に下記の記事を読んでいただきたい。

 以下は、トルシエ監督の通訳で有名なダバディー氏のブログからの引用である。
 私はシュレーダー首相の言葉に深く共感する!

昨日、国連で行われた「(戦時)強制収容所」アウシュヴィッツの開放60年記念演説で、ドイツを代表して、ドイツの首相としてSCHROEDERが演説をしました。世界中に生放送されたこのスピーチの一部分は...
「ユダヤ人などの虐殺、ドイツは国として企画した「強制収容所の虐殺プログラム」がいまだに理解できなく、ドイツの歴史の最大の恥と犯罪でありました。私は今日、昔のドイツの代表としてではなくて、新しい国際的かねて民主的なドイツの首相として、そのぞっとする歴史に対する恥とさびしさを証言したいのです。
そして歴史の教訓を生かして、強制収容所の地獄から脱出した方々に約束する、ドイツは2度とその行為を許さないだけでなく、あらゆる差別と戦います。ユダヤ人や同性愛者、アーティスト、違う政治的意見を持つ人間を差別しないだけでなく、彼らを守って、あらゆる差別を絶対もう許しません!この惑星の博愛主義と平和のためにドイツが戦います!イスラエルに対する「信用借り」もあると分かります。イスラエルと中東地域を平和に導くことも、我々ドイツの義務であって、戦いであります。」
と涙を流しながら演説したSHCROEDERドイツ首相。
国連のスタンディング大かっさいを受けました。
この美しいことばが世界中に響くように...
この惑星の平和、あらゆる差別の廃止のために、役に立ちますように...
人間が歴史から学ぶように。

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