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2005/02/19

「地獄の黙示録」状態

 久しぶりに本当は深刻な問題なんだけど、思わず笑ってしまうニュースが飛び込んできた。

 “授業中の校庭に自衛隊ヘリコプターが離着陸を繰り返す”
 凄まじいの一言。
 バーチャルムービーだかなんだか知らないけれど、今回の事例はまさしく映画の疑似体験。

 『地獄の黙示録』を観てない方にストーリーを説明します。
 今回の事件そのまんまだと思ってください。

 報道によると本来の訓練地域は学校から数百m離れた地点だったらしい。
 一言で言えば自衛隊のうっかりミス。
 隊員には当然のことながら訓練用に使用する地図が配布されていたが誰も気づかずに訓練を続行したみたいなんです。

 さすが日本が誇る自衛隊です!
 国民を守るだけでは飽き足らず、無料で航空ショーまで提供してくれるんですから。

 授業中にヘリの爆音を浴びせられた生徒や教員の恐怖はいかほどだったのでしょう?
 最近問題の不法侵入者どころではありませんから。
 たぶん、他国と戦争状態になったと勘違いし、命の危険を感じた方も多かったはず。

 それにしても軍隊(あえてそう言わせてもらう)って組織は命令に忠実というか、融通がきかないもんなんですね。
 普通に考えれば、平日の授業中の時間帯に「学校の校庭に何度も離着陸せよ!」なんて命令は不自然だと誰も思わないのかな?

 まあ彼らは彼らなりに真面目に任務を遂行しただけなんだろうけど、だからこそマヌケさが際立っちゃうのです。

 学校関係者や生徒にとってはヒドイ迷惑な事件でしかないのですが、逆説的に考えれば戦争被害者の立場をほんの少しでも疑似体験できただけでも幸せだったのかも・・・

 戦後60年、戦争体験世代の高齢化とともに、戦争の悲惨さを語り継げる人達が急速に減少しています。
 それに比例するかのように戦時体制を美化する怪しい動きも活発化しています。

 最近マスコミに露出することが多い保守系やタカ派の政治家・文化人、右翼気取りの連中のほとんどが戦争を知らない世代もしくは戦時中は幼すぎて戦争をリアルに体験していない人達だ。
 それなのに「国家の為に国民が尽くすのは美徳」とか「軍隊という規律ある組織が若者を正しく導く」だとか戦争懐古趣味も甚だしい。
 自民党の安部とかは日本のチキンホークの典型ですな。

 そんなに軍隊や戦争に憧れるんだったら、せめて三島由紀夫みたいに体験入隊とかしてから意見すればいいのに。

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