« 北海道の燻製 | トップページ | 捕まった宇宙人 ~楳図かずお的展開~ »

2005/03/07

なぜイタリア人記者は米軍に撃たれたのか?

既に大きく報道されているように、イラクで武装勢力により人質となっていたイタリア人ジャーナリストが解放され帰宅する道中に、待ち構えていた駐留米軍より銃撃されるという事件があった。

ジャーナリストやイタリア政府関係者が乗った車両には300~400発の銃弾が浴びせられ、ジャーナリストは負傷、政府関係者が死亡という最悪の結果を招いた。

この事件に対し米軍は発砲した理由について以下のような発表をしている。
『停車の命令を出したが静止せずに猛スピードで走行してきたので、テロリストの可能性があるため銃撃に踏み切った』

上記の米軍広報に対して、被害者のイタリア人側の見解は異なっている。
『米軍が言っているような警告や停止命令などは一切なかった』

まあ、アメリカの軍隊のいい加減さ、知的水準の低さは今に始まったことではないし、兵士自身が自己の恐怖心を制御することができず、標的の内容を確認せずに発砲しまくるなんてのは世界の常識となっている。

今回の一件でイラク情勢が急転するとは思えないし、アメリカの外交姿勢が変化することもないだろう。
問題の核心は別なところにある。

ファルージャの攻防戦を覚えているだろうか?
イラクにおけるテロ掃討作戦の中でも終盤の激戦だった作戦だ。
簡単にいうとイラクの反米勢力がファルージャという街に立てこもり、それを駆逐しようとする米軍が大量の戦力を投入し、大勢のファルージャ市民を殺害したのである。

アメリカが弱いものイジメを大好きなのはベトナムの頃から全く変わっていませんね。
また、世間の目を欺いて生物・化学兵器を使用したがるのも・・・

劣化ウラン弾が湾岸戦争の頃から多用され、今回のイラクでも重宝された。
劣化ウラン弾がイラクの人々や自然環境に重大な後遺症を残しているのは周知の事実である。
がんや白血病など、明らかに残留放射能が強い影響をあたえたために発症したと考えられる疾患が多発している。
これはイラク側の人々にだけでなく、使用した米軍側にも多くの被害者が出ているようだ。
しかし、アメリカ政府が自己の責任と認め、双方の被害者に謝罪するなんてことは無い。

話が少しそれてしまったが、ファルージャでアメリカがBC兵器を使用したという噂が囁かれている。
アメリカによる厳しい報道管制が布かれているので、イラク市民の惨状が伝わりにくくなっているが、世界中の心あるジャーナリスト達の手によって少しずつ真実が明らかになってきた。


監禁されていたイタリア人ジャーナリストも現地で多くの見てはいけない真実を知ってしまったらしい。

もしかしたら今回の銃撃事件はアメリカがひた隠す欺瞞の核心に迫ることになるかもしれないのだ。

詳細は暗いニュースリンクさんの記事に詳しいです。
その一部を抜粋します。


待ち伏せ攻撃?
スグレーナ記者は、武装勢力に拘束される直前、バグダッド近郊のモスクで、米軍の攻撃に遭ったファルージャ住民のインタビュー取材をしていたという。
負傷したスグレーナ記者は、直後のインタビューで奇妙な証言をしている:「(米軍の銃撃を受けて)私はすぐに誘拐犯達の警告を思い出しました。彼等は私を解放すると約束しましたが、“あなたの帰国を望まないアメリカ人が居るから気をつけるべき”と言われました」

米軍はファルージャ攻撃の際、化学兵器を用いたと言われている。ファルージャについて嗅ぎまわるジャーナリストを、駐留米軍が疎ましく思う可能性は否定できない。そして、もしもスグレーナ記者達が皆殺しになっていたら、米軍側は事件を“ザルカウィ容疑者グループの犯行”と簡単に断定できたことだろう。

イタリア政府は彼女の身の安全を保障できるのか?

|

« 北海道の燻製 | トップページ | 捕まった宇宙人 ~楳図かずお的展開~ »

「ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43625/3208830

この記事へのトラックバック一覧です: なぜイタリア人記者は米軍に撃たれたのか?:

« 北海道の燻製 | トップページ | 捕まった宇宙人 ~楳図かずお的展開~ »