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2005/04/18

顔の見えるタイガーマスク!

室井佑月はタイガーマスクかと思ってしまった。

印税の使い道にユニセフを選ぶなんて・・・

美しい!美しすぎます!

滑稽なまでに子供達の幸せを願い、戦い続けるタイガーマスク。

無償の、そして無常の愛に満ちたタイガーマスクの物語を思い出しました。

taigamasuku


タイガーマスクって知ってますよね?

昔の有名なプロレス漫画でアニメにもなりました。

原作は故:梶原一騎先生。

主人公の伊達直人は悪役覆面プロレスラー『タイガーマスク』である。
彼は孤児の自分を保護し、育ててくれた「ちびっこハウス」が資金繰りが苦しく、閉鎖寸前であることにショックを受ける。

ちびっこハウスが人手に渡るのを防ぐには纏まった金額が必要。
世紀の悪役タイガーマスクにとっても楽に準備できる金額ではない。

悩んだあげくタイガーマスクは、本来なら上納金としてある組織に送金するはずのファイトマネーを着服してしまうのです。
もちろんちびっこハウスを救うためにです。

しかし、ちびっこハウスを救った代償としてタイガーマスクは『虎の穴』という組織を敵にまわすことになります。

「虎の穴」とは、世界各地の貧民街や施設から孤児を集めて、一流のプロレスラーとして通用する為の特別な訓練を施してくれる組織です。

「虎の穴」には掟がいくつかあります。

一つ、ファイトスタイルは徹底的な悪役に徹すること。

一つ、ファイトマネーの何割かは虎の穴に納めること。

以上のような決め事が幾つかあって、それは厳重に守り続けなければいけない運命となります。

仮に虎の穴の厳格な管理体制に嫌気がさして、上納金を滞納したり、虎の穴流の悪役ファイトを捨て去るととんでもない目に遭います。

せっかく一流の悪役レスラーとして、育ててやった恩を忘れてしまうような罰当たりには殺し屋レスラーが刺客として送り込まれます。

そして裏切り者は、次々と放たれる刺客と死ぬまで戦い続ける地獄が待っているのです。

それを知りながら『虎の穴』を裏切ったのだから伊達直人はたいしたものです。

善意を施すには、降りかかる禍に己がさらされるのを承知で突き進まなければならない。

傷だらけになりながらも伊達直人はタイガーマスクとして戦い続けます。
十字架を背負いゴルゴダの丘を登るイエスの如く。

タイガーマスクは阿修羅地獄の中を血反吐を吐いて這いずり回ります。

命の危険に常にさらされ、全身傷だらけになりながらも彼はプライベートでは『伊達直人』であり続けます。

お金持ちで気前はいいけど、運動オンチの“キザにいちゃん”として。

おもちゃをプレゼントしてくれる「キザにいちゃん」として慕われはするけど、命がけでみなしごの幸せを願うタイガーマスクとして尊敬されることはけっして無いのです。

室井佑月が書いているとおり、世界には凄まじい貧困や、戦争と隣り合わせの生活をしている子供達が大勢いる。

日本ではあまり紹介されていないけれど、世界中には数十万の少年兵が現実に存在するし、貧しい国や戦争地域の周辺には少女売春婦や人身売買が横行している。

子供達は恐ろしい世界に生きているのだと我々は認識する必要がある。
幼い命がゴミくずのように消費されていく。

明日を夢見ることを忘れてしまった子供達に何かしてあげたい。
それも何かきちんと形のあるもので尽くさなければならない。

室井佑月さんよ、俺達は一体何から始めればいいんだ?

神崎じいさんよ、あなたの志よくわかりました。

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