David Bowie=出火吐暴威
人類を救いへと導くために使わされたロック・スター「ジギー・スターダスト」の物語。天空から世界を見守る「スター・マン」の存在。狂乱する世の中に真実の愛を見出そうとする「ソウルラブ」
ジギーは黙示録の世界に“メシア”として出現したはずだった。そのための“カリスマ”も十分に備えていたはずだった。
しかしジギーは己の“カリスマ”に飲み込まれてしまう。
増長したジギーは人々を導くことを忘れ、自己の才能に押し殺されてしまうのだ。
当初はジギーを“メシア”として受け入れていた人類だが次第に心はジギーから離れていく。“自分達は騙されていたのでは?”“ジギーを肥え太らせるために利用されたのでは?”と思うようになる。
完全に人類から見捨てられた状況でジギーは最後のステージに立つ。敵意と憎悪に満ちた群集が取り囲むステージへと。
もうジギーの声は聴衆に届かない。誰もジギーの歌声に耳を傾けない。
しかしジギーは叫ぶ。“gimme your hands!”(君の手を!)
ジギーには訴えることしか残されていないのだから。
誰も聴いていないのに・・・
狂熱のステージが終幕を迎えた時ジギーは悟る。今までの全てが幻想であり自分の役目はもう終わったのだと。
自分の居場所は失われてしまったのだと。
ジギーは自ら命を絶つ。
まるでロック・スターの転落物語の典型である。あまりにもベタだ。
しかし、いつの世もROCKを愛する者達を魅了して止まないストーリーだ。
頂点を極めたカリスマが転落し、憎しみの対象となる件などはThe Whoの“Tommy”にも通じるものがある。
ROCKは怖いのだ。
気軽に近寄ってはならない。
才能を食いつくし最後には骨も遺灰も残らないのだから。
私達はROCKの生贄たちを嫌というほど見せられてきたはずだ。
しかしROCKは人々を魅了し、ROCKは若者の才能を搾り取り大人を儲けさせる。
いつも傷つくのは若者。
ROCKとは残酷である。
ROCKは悲しい。
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コメント
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投稿: 坂田 幸惠 | 2015/05/20 11:21