リサリサ先生タバコ逆だぜ

（ジョジョ６巻）

　今回はジョジョの奇妙な冒険の第２部をおさらいしましょう。
　『ジョジョ』の第２部でジョジョが戦うのは〝柱の男〟と言われる超生物です。

　数万年前の地球にある生物が生息していました。
　その生物はほぼ不死身で、死ぬリスクは限りなく低かったので、個体数は少なかったそうです。
　原始時代の人間は、そんな彼ら闇の一族を神や悪魔と呼び、恐れ敬わっていたそうです。

　ただ、闇の一族には弱点がありました。
　太陽の光を浴びると死んでしまうのです。
　それでも一族の大多数はそのことに不満を持っていませんでした。

　しかし一人の天才の出現によって一族の運命は大きく変わります。
　その天才は「石仮面」というものを作り出しました。
　石仮面は脳の秘められた能力を更に引き出すことに成功しました。
　天才の名は“カーズ”といいました。
　カーズは石仮面によって最終的に太陽をも克服しようと考えていました。

（海外版？JOJO）

　石仮面によって更なるパワーを引き出された肉体は莫大な量の栄養を必要としました。
　闇の一族の多くは石仮面の能力を恐れました。
　いずれ石仮面で超絶的な能力を手に入れたカーズは地上全体に災いをもたらすのではないのか、生物全てを食べ尽してしまうのでないのかと。

　闇の一族は総力を結集してカーズ抹殺を計画しますが、石仮面の能力で超生物となったカーズとその仲間“エシディシ”により逆に皆殺しにされてしまいます。

　その後カーズとエシディシは事情を知らぬ赤ん坊（ワムウとサンタナ）を連れて旅に出ます。
　太陽を克服するために必要な“エイジャの赤石”を求めて柱の男達は数万年に渡り世界をさまようことになるのです。

　ジョジョ達〝波紋の一族〟と柱の男の戦いは人類の歴史が始まって以来続いていたことになります。

（ジョセフは良い）

　柱の男には自分達なりの正義があります。
　なんとか太陽を克服し、陽の当たる世界で暮らしたいという。
　なんか、カーズたちって健気なんですよね。
　生きるためにとにかく必死っていうか・・・・

　１部のDIOが悪すぎる存在だったから、ギャップで柱の男にシンパシーを感じるのかもしれません。
　DIOって究極の悪でしょ？

　不器用なまでに純粋に使命を追究する、カーズ、ワムウ、エシディシには正義とか悪を超えた魅力を感じるのですよ。