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2006/03/30

好き好きダーリン

 すかんちが大好きだ。

 すかんちは私にとってかけがえのない存在。

 初期すかんちというか、かつてのローリー寺西が持っていた独特のでたらめなSF感覚が好きだ。それが如実に表現されているのが、セカンドアルバム〝恋のロマンティック大爆撃〟に収録されている『好き好きダーリン』なのだ。

  Scanch_sukisuki_darling_

 歌詞カードからしてインチキくさい!全編、上の画像ような感じなのです。とても好感が持てます。曲の雰囲気は、

少年漫画+ミュージカル+B級SF映画+70年代ハードロックの融合というか、説明不可能なので聴いてみるのが手っ取り早いでしょう。

 一応ストーリー仕立てになっていて、バンドメンバーが登場人物を演じています。

 主人公は“UFOにあこがれる屈託のない16才の少女” 「コニー」 演ずるはベースのShima-chang

 少女を騙す悪役“宇宙の奴隷商人” 「グランギニョール十四世」 演ずるはキーボードのドクター田中

 グランギニョールの子分 「ボヤッキー」 演ずるはドラムのポンプ小畑

 さらに卑屈なボヤッキーの子分 「チョビン」 演ずるはギター&ボーカルのローリー寺西

 第三者的に状況を冷静に分析する 「社会の目」 これもローリーが演じています。

  Scanch_sukisuki_darling_2

 UFOに憧れ、テレパシーを発し続け、ついに宇宙人とのコンタクトに成功した少女コニー!グランギニョールは〝星の世界へ連れてってあげる〟と、甘い言葉でコニーを宇宙に誘い出します。しかし!これは周到に計算された罠だったのだ! グランギニョールは悪名高い奴隷商人で、少女を変態宇宙人に売り飛ばすことを商売としていた。なんといっても宇宙一の“SEX MACHINE”なのである。

 ようやく騙されていたことに気づくコニー! 〝どうして?ダーリン あなたを信じてたのに やさしくダーリン UFOよりも好きなのよ〟しかし、コニーの言葉もグランギニョールには届きません。 〝もうすぐお前の働く星へつく〟グランギニョールの冷たい言葉。ついにコニーは性の奴隷になってしまうのか!

 絶望のさなか、コニーは最後の力を振り絞ってグランギニョールに懇願します。〝好き好きダーリン頭はピコピコよ 今でもダーリン For You〟

 しかし、誰も助けてあげられない・・・・・・

 宇宙歌劇(スペース・ロック・オペラ)の完成!!!

 すかんちは良かったですねー

 女装愛好家のギタリスト、オカマのキーボード、デブのドラム、女の子はベース。70年代ハードロックというか、馬鹿ロックの王道を突き進んでいた最高のバンドでした!

 己の信ずる道を突き進むすかんちの勇姿は、けっして私の脳裏から離れることはありません。忘れることのできないすかんち。

 私は今でも思い出します。

 すかんちのライブを観に行ったあの日の興奮と感動を・・・・

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