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2006/03/11

恐怖の電気用品安全法

「電気用品安全法」とかいう法律が平成18年度から、本格的に施行されるらしいです。

    jimihendrix

どんな法かというと、

「製造から一定の期間を経過した電気製品は危ない。国民の安全を脅かす恐れがある。国の検査にパスしない電気製品は危ないとみなします。中古家電製品等の流通を制限します」

ということなのですね、簡単に言うと・・・・

国が電気製品の安全を保障するという響きは良いのですが、重大な欠点があります。なぜなら、電気用品安全法の下で、中古電気製品を業者が販売するには〝故障や欠陥が無くても〟決められた審査に通過し、PSEマークというお墨付きを戴かなくてはならなくなったからです。

中古機器販売業者やリサイクルショップにかかる負担は大きいと予想されています。今まで何の問題も無く流通していたアンティーク電気製品が、いきなり2006年4月から違法な電気製品となるなのです。当然ながら、違法な商品を売った業者は罰せられます。

ただ「古い」という理由だけで、文化的に価値のある道具が抹殺されようとしています。

文化の危機なのです。

私は中古のギターエフェクターを何台か購入しましたが、動作トラブルは一度もありません。

購入してから10数年以上経過したエレキギターとアンプもちゃんと音が鳴ります。

しかし、電気用品安全法の下で販売されると、突如として非合法な電気楽器に変貌するのですよ。

赤と白の初代ファミコンを所有していますが、普通にゲームできますよ。

はっきり言います。

「電気用品安全法」は異常な法です。消費文化に毒された人間達の作り出した狂気の法律です。

    elp_brain_04

日常的に使用する電気用品であっても、時間の積み重ねによって、ただの日用品から時代を反映する芸術作品へと変貌することを認められない人間は悲劇です。

「価値観の問題」では済まされないのです。

破壊されてしまったものは元に戻せないのです。

時代遅れであっても、優れた電気製品だけが持つパワーを感じることは可能です。

現代に生きる我々が歴史と文化の破壊者になってはいけません。

多くのアーティストが珍重するヴィンテージ楽器が販売されると違法だなんてギャグにもならないですよ。

イングヴェイのフェンダーストラトキャスターは?

スラッシュのレスポールは?

キース・エマーソンのハモンド・オルガンやモーグ・シンセサイザーは?

全部、日本で売れば犯罪です。

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