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2006/04/20

アズーリな昼食

 ある日のこと、N県S市のOというイタリアンの店で昼ごはんを食べた。明治時代の古民家を改造し、店舗として使用しているので、落ち着いた雰囲気が味わえる店だ。

Orga_2006_2_14_ika

 前菜の一皿目は『ホタルイカとクスクスのサラダ』

 クスクスのさっぱりとした食感に、

ホタルイカの内臓の濃厚な旨みが溶けこみ、非常に美味。私は元々ホタルイカが好物なのだが、こんな使用法があったとは驚き。参考になった。こんど真似してみよう。

Orga_2006_2_14_hachi

 前菜二皿目は『ハチノスのグラタン』

 ハチノスとは牛の四つある胃袋うちの何番目かです。ようするにホルモンの具材をトマトソースとチーズでグラタンに仕上げたものだ。ハチノスのコリコリした歯ざわりと、内臓肉独特の深い旨みが、トマトとチーズというイタリアを象徴する食材によって更なる高みに達しています。普段なら焼肉やモツ煮込みで食べているホルモンをトマト味で食べるのは新鮮な感覚だった。

Orga_2006_2_14_salmon

 メインの一皿目は『サーモンと菜の花のパスタ』

 スモークされたサーモンと新鮮な菜の花を、にんにく風味のオイルでパスタと絡めて食べる。とても美味しい。食べた後にわずかに香るものがある。何だろう?菜の花やにんにくの香りではない。わずかだが独特の“苦味”が口の中に残るのだ。香りを発していた物は〝蕗の薹〟だった。本当に僅かな量でしかないのだが、蕗の薹が強い存在感を発揮している。蕗の薹の香りが出しゃばり過ぎていないのが素晴らしい。シェフの力量を感じる。

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 メインの二皿目『川海老のクリームパスタ』

 驚くほどたくさんの川海老が生クリームソースに使用されている。川海老の旨みはしっかりとクリームに伝達されている。川海老自体も美味しいものが厳選されているが、主役はソースだ。川海老が持っている野性味溢れる風味が、完全に抽出されきっている。川海老が存在しなくてもこのパスタは美味しいはずだ。

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 デザートは『イチゴとバニラアイスのバルサミコ酢ソース』

 本日のお勧め食材であるイチゴにバニラアイスが添えられ、その上にバルサミコ酢がソースとして使用されている。バルサミコ酢の効果で、イチゴの酸味は更に強調され、バニラアイスのまろやかさも更に際立つのだ。真面目に作られているデザートは本当に美味しい。

Orga_2006_2_14_coffee

 最後は挽きたての苦みばしったコーヒー。イタリア人の好むコーヒーが本当のコーヒーだと私は思う。

 たまには優雅な昼食もよい。

 午後からの仕事が苦痛になってしまうが。

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