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2008/12/05

ビートルズの曲で何が好きかって? それは・・・

コネタマ参加中: あなたが好きな「ビートルズ」の曲は?

 ビートルズの曲で特に嫌いって曲は無いんですよね。

 だから「好きな曲は?」って質問されれば、全部好きですよってことになっちゃう。

 個人的にはビートルズの曲そのものに対してよりも、メンバーが曲を演奏しているシチュエーションによって、私にとってのお気に入りの瞬間ってのは、いくつも存在するのです。

 ランク付けはできませんが、好きなシチュエーションを列記してみますと、

①武道館公演でのイエスタデイ

 記念すべき日本初にして、唯一のビートルズとしての来日が実現した時のコンサートのことです。ファンならばビデオ等で詳細まで暗記できるくらい鑑賞しているアレです。

 演奏そのものは? 

 というか、当時の機材ではあれが限界だったのかもしれませんが、いまいちです。特にジョージが歌う 恋をするなら - If I Needed Someone (Harrison)は正直言って悲惨。

 それでも目の前に、可愛らしいジョージが、立って歌っているってだけで感動モノです が。

 武道館公演で私が一番お勧めしたいのは、ポールが歌う イエスタデイ - Yesterday (Lennon - McCartney) ですね。

 ビートルズに興味を持っていない人でも知っている、英語の教科書にも載っている例のアレです。

 曲自体名曲でありますが、切々とイエスタデイを歌うポールの存在は、コンサート全体を通して最も感動を呼ぶ場面の一つだと思うのです。

 「ビートルズを大切にし、これからも守っていくんだ!」 という、ポールの決意みたいなものを感じるんですよね。

 『ポールの歌声って本当にいいなあ』って私は観るたびに思います。

 忘れられない映像の一つです。

②プロモーションフィルムでの 

ヘイ・ジュード - Hey Jude (1968)

 テレビ番組用に収録された、これもファンならば誰でも知っている有名な映像です。

 スタジオの中?で、大勢の人たちにビートルズが囲まれて、その中央でポールがピアノでヘイ・ジュードを弾き語りします。

 基本的に口パクですがそんなことはどうでもいいのです!

 曲全体を通じ、ポールは常にカメラ目線なので、視聴者一人ひとりに語りかけてくれている気がします。

 特に曲の歌い出しで、♪~Hey Jude~ って歌いながら視線をカメラに向ける瞬間があるのですが、それがたまらん!

 自分だけに語りかけてくれているような錯覚にとらわれます。

 ヘイ・ジュードの映像を見るたびに、私は心臓バクバクのドキドキなのです。

 当時は既にビートルズはバラバラになりかけていた頃だったはずです。

 そんなことを考えながらヘイ・ジュードを聴くと、一般的にはジョンの息子のジュリアンへのメッセージソングと言われていますが、ポールから他のメンバーに向けた、「ビートルズを何とか取り戻そうよ。なんとかやり直してみようよ!」っていう、切実な叫びにも思えてくるのです。

③「OUR WORLD」の愛こそはすべて 

- All You Need Is Love 

 この曲は世界初の31カ国同時宇宙中継番組、「OUR WORLD」(邦題「われらの世界」)という番組の中で、イギリス代表として出演したビートルズが披露した曲です。

 そういえば、この映像も大勢の人に囲まれて演奏していますね。中にはミック・ジャガーも居たりするし。

 曲の内容はまさしくタイトルどおり、「愛こそはすべて」で、衛星中継を通じて世界中にジョン・レノンは愛のメッセージを伝えたわけです。

 私がこの曲というか、この映像が気に入っているのは、愛や世界平和といった、ある意味重要で重いテーマにも関わらず、ジョンが淡々と「愛って大事だよね」ってかしこまらずに、自然体で歌い上げているところなんです。

 途中で入るジョージのギターソロもいいですね。特に凄まじいギターテクニックを披露しているわけではないのですが、この曲にはジョージのソロじゃなきゃ駄目なんです。

 どう表現していいのかわからないのですが、この曲のソロを聴くと和むんです。

 やさしい気持ちになれるのです。

 幸せな感覚に包まれ、涙が溢れてきます。

 まさに「All You Need Is Love 」ですね。

④ゲット・バック - Get Back 

 公式発売されたラストアルバム「Let It Be 」のB面のラスト飾る曲です。

 私が好きなのは、映画「Let It Be 」のラストでの、アップル社ビルの屋上での演奏シーンです。

 映画を観た人はわかると思いますが、まさにゲリラ・ライブだったみたいでしかも有名なビートルズの久々のライブということもあり、、ビルの周囲には群集が押し寄せるは、演奏を中止させようと警官が突入してくるはで、大騒ぎだったみたいです。 まあ、そんなことは歴史的な出来事として済んでしまったことですが。

 私がなんで、Get Back を演奏する屋上映像を好きなのか?

 それは、メンバー4人それぞれの表情が素晴らしいからです。

 話を少し戻しますが、映画「Let It Be 」は気が重くなる映画です。

 ポールは必死になって、アルバム製作を完遂させようと、獅子奮迅の立ち回りを演じますが、完全に孤立してしまって、まるで道化師のように見えてきます。

 ジョンはヨーコと常に寄り添い、ビートルズのことなんて上の空。ビートルズである意義を完全に見失った状態。

 ジョージもビートルズとしての曲作りなんて興味が無く、自分のソロキャリアを充実させることで頭がいっぱい。

 リンゴは一応ビートルズの一員だから仕方なくその場にいるって感じ。

 記録映画としては面白いのかもしれませんが、ビートルズファンとしては最悪の映画。

 そんな最悪な精神状態で、実質的には解散していた4人が約50分の間、強風が吹きすさぶ中、ライブ演奏を行ったのです。

 私が注目したのはメンバーの表情。

 レコーディングスタジオ内の場面では、それぞれがわだかまりを隠さず、ギクシャクしながら接しあって、険悪な雰囲気がいつ爆発するかわからない危険性を孕んでいたものです。

 それがどういうことなのか?

 ラストのアップル社の屋上でのライブシーンでは、ジョンもポールもジョージもリンゴも、安らいだ表情を浮かべています。

 穏やかで、何かを悟ったような、大げさに表現すると仏陀(Buddha)の如き微笑みとさえ、私には思えてくるのです。

 演奏そのものが楽しくて楽しくて仕方が無いっていう、クォーリーメン結成当時に戻ったかのような・・・・

 ジョージやジョンの、はにかんだ表情を見ていると救われた気になります。

④ゴールデン・スランバーズ 
- Golden Slumbers 

 キャリー・ザット・ウェイト

- Carry That Weight 

 ジ・エンド - The End 

 ビートルズの曲で最も感慨深いのは?って聞かれて、どうしても何か選べって拷問でもされたら、アルバム「Abbey Road」(1969)のB面の最後のメドレーかなあ。

 ありきたりな表現かもしれないけれど、本当に、ビートルズとしての最後の“叫び”みたいなものを感じてしまって、魂が揺さぶられる思いがします。

不適切な表現かもしれませんが、瀕死の白鳥がもがき苦しみながらも、生涯で最高の舞を舞うかのような・・・・

 彼らのキャリアの最期に、このメドレーが存在したってだけで、救われた気持ちになります。

☆お勧めのアルバム

 私がおすすめしたいアルバムは、BEATLESが発表したアルバムの中でも、“最もビートルズらしくない”とか“散漫である”とか、酷評されることの多いものです。

 その名は『TheBeatles』(1968)通称ホワイト・アルバムと呼ばれる、オリジナルのアルバムとしては唯一の2枚組アルバムです。

 ホワイト・アルバムの由来は、真っ白なジャケットに「TheBeatles」の文字だけが浮き彫りされていたからです。当時発売されていたLPにはシリアル№が振られていました。

 ホワイト・アルバムが何でBeatlesらしくないかというと、メンバーが個々に勝手にレコーディング作業を進めちゃって、そうやって出来上がった曲を寄せ集めちゃったからなんです。

 リンゴ・スターはこの頃一時的に脱退して失踪してしまったし、レノンがヨーコとの作業に熱中し始めたのもこの頃。 ジョージは独自の音楽性を追及し始めてエリック・クラプトンにギター弾かせたりするし。

 とにかく各々が自分の趣味を前面に押し出して、それを集合体として完成させたのが「ホワイト・アルバム」

 こうやって書いていると、酷い出来のアルバムみたいに思う人も居るかもしれませんが、収められている楽曲は優れたものばかりです。

 「WHITE ALBUM」で私がお気に入りな曲は・・・・

ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン

Happiness Is A Warm Gun

 「ぶっ放した後の銃の温もりほどたまらないものは無いぜ・・・」

 銃社会アメリカを皮肉った歌とも言われています。マイケル・ムーアの『ボウリング・フォー・コロンバイン』でも効果的に使用されていました。JohnLennon自身がアメリカの銃社会の犠牲になったのは皮肉な悲劇です。

 もちろんこの歌にはセクシャルな意味合いも込められていて、射精後にヴァギナから引き抜いたばかりで、ヴァギナの温もりがまだ残る、愛液まみれで先端からはザーメンが滴ったままの、脈打つペニスのことでもあるのは、周知のとおりです。

ザ・コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロー・ビル

-The Continuing Story Of Bungalow Bill 

 スペイン風のギターのドラマチックなイントロで始まり、「ヘーイ、バンガロー・ビル、何を殺したんだい、バンガロー・ビル?」(繰り返し)で、物語調の歌詞が展開されます。

 何度も「何を殺したんだい、バンガロー・ビル?」と繰り返される、示唆にとんだ寓話的な作品で、いかにもLennon的な曲だと私は勝手に思い込んでいます。

 ちなみにバンガロー・ビルにはモデルが存在して、開拓時代のアメリカに存在したバッファロー・ビルとか言う人だそうです。なんでも、この人はバッファローを数百万頭(!!!!)殺戮したことで、アメリカでは伝説的な英雄なんだだそうです。やっぱりアメリカ人はバカだ。

 

◎最後に

 ビートルズを聴いたことが無くて、これから聴こうと思っている人は、とにかく先入観を持たないこと。

 特に日本では John Lennon が平和運動をしていた頃のイメージが強くて、知られている曲はイマジンとかハッピー・クリスマス程度だったりします。

 BEATLESやJohnに対して、『愛と平和』っていう固定概念で接しないでほしいのです。

 あくまでもBEATLESはRockなので、思想的な方面からではなく、音楽から入っていってほしいですね。

 そうやって聴きこんでいく内に、LOVE&PEACEであるとか、インド哲学だとか、JohnLennonのキリスト発言だとか、SEX、DRAGS&ROCK AND ROLLなんかの、BEATLESを当時取り巻いていた深ーーーい世界を垣間見ることになるでしょう。

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