映画・テレビ

2010/04/21

The Great Dictator     『独裁者』

Charles Chaplin の名作映画『独裁者』[1940年製作](原題:The Great Dictator )のクライマックスでの有名な演説の内容についてちょっと紹介します。

 申し訳ない。私は皇帝なんかにはなりたくない。そんなのは柄じゃない。支配や征服もしたくない。ただ、ユダヤ人にしろキリスト教徒にしろ、黒人にしろ白人にしろ、皆を助けたいだけだ。

 私たちは皆、お互いを助けたいと望んでいる。人間とはそういうものだ他人の不幸によってではなく、お互いの幸福で支え合って生きたい。憎み合いたくはない。地球には一人一人のための場所があるんだ。大地は豊かで皆に恵みを与える。

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 人は自由に美しく生活できるはずだ。なのに、私たちは道を失った。貪欲が人の魂を毒し、憎しみで世界にバリケードが作られ、軍隊の歩調が私たちを殺戮へと追いやった。スピードは早くなったが、人は孤独になった。富を産み出すはずの機械なのに、私たちは貧困のなかに取り残された。知識は増えたが人は懐疑的になり巧妙な知恵は人を非情・冷酷にした。機械より人、知識よりも優しさや思いやりが必要だ。そうでなければ、人生は暴力に満ち全ては無になってしまう。飛行機とラジオは私たちを結びつけ、人間の良心に訴えて、国境を越えた兄弟愛を呼びかけ、私たちを一つにする。今も私の声は何百万という人々に届いている。絶望する男や女や子供たち、罪もない人々を拷問し投獄する組織の犠牲者たちに。そんな人々に言おう、絶望してはならない、と。

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2009/12/06

Randy Rhoads Guitar solo- live with Quit Riot

ランディ・ローズ(Randy Rhoads)の Quit Riot時代のライブ映像です。

「トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ」の『自殺志願‐SuicideSolution』で聴かせるギター・ソロの原形が垣間見えます。

異常な早弾きでもないし、超絶技巧でもないけど、ライブのギター・ソロで一番好きなのは、自殺志願で聴けるランディ・ローズのプレイなんです。

今でも聴くたび、鳥肌がたちます!

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HappyBirthday! Randy Rhoads

 12月6日はランディ・ローズ(Randy Rhoads)の誕生日なのであります。
 彼が死んだという事実は歴然とした事実であり、翻しようが無いのだけれど、どうしても「もし彼が生きていたら・・・」と考えてしまいます。

 彼が本当に追求しようとしていた音とは何だったのか?
 おそらくジャンルの壁を超越したギタリストになっていでしょう。
 HardRockでもない。
 Classicalでもない。
 Fusionでもない。
 想像を絶するGuitar Music

 悔やんでも仕方が無いので、残されたランディの“Mr.Crowley”の動画を観て、人間ランディ・ローズの素晴らしさを再認識することにします。

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2009/11/02

Michael Jackson with Eddie Van Halen “Beat it”

 ジャクソンズが1984年に行った「VICTORY TOUR」の映像です。
 “Beat it”にEddieがゲスト参加しています。


 Eddie個人としては、David Lee Roth がソロ活動を始めたり、バンドの脱退を示唆したりして、DRUGとアルコールで身体も精神もボロボロだった頃のはずです。

 だけど、ギター持たせりゃさすがEddie!
 超人的なプレイを披露しています。
 もともとレコーディングでソロを演奏したのもEddieでしたし。

 MichaelとEddieがステージで競演するなんて、贅沢の極み!

 しかし、Michaelの死によって永遠にEddieとの共演は封印されてしまったのです。
 人類にとって計り知れない損失だと思います。

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The Beatles-Hey Jude

癒されたい時。

絶望に直面した時。

わたしは何度この映像に助けられたことだろう・・・

Paul McCartney ありがとう。

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2009/10/25

『グワシ!楳図かずおです』が公開されます!

 衝撃のドキュメンタリー『グワシ!楳図かずおです』が公開されるのら~

 楳図マニアも、そうでない人も必見のムービーであること必至!

 私も予告ムービーを掲載して、微力ながら応援することにします!

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2009/03/26

never give up イチロー

 2009年3月24日、民主党小沢代表が代表職の続投を表明する会見を実施した。

 小沢代表としては、現時点で可能な限りの、最も簡潔な話し方で、『疑惑』とされてしまった西松建設との関係について、検察当局の取り扱い方が、政権による不当な検察権力の行使であり、不当な政治弾圧とは断固戦い続けることを【説明】した。

 国民に対しては、今回の国策捜査の違法性に、強い憤りを感じ、闘争の姿勢を示しながらも、自らの不注意により、”国民に心配と迷惑をかけてしまった”と、謝罪を行った。

 会見の最中では感極まったのか、涙を流す場面も見られた。

 おそらく公共の場において、心情をあのような形で、小沢代表が表現するするのは初めなのではないか?

 日本を影で支配している、植草氏言うところの〝悪徳ペンタゴン〟の露骨な謀略にはまってしまったことへの、悔しさや、メディアのバッシングに耐え忍んできた苦悩等、積み重なった思いが一気に噴出したのだろう。

 小沢一郎は立派に説明責任を果たした。

 しかしである、

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2009/03/15

日本の正義が試されている

 日本から正義が失われてしまっていることが、この度の《小沢一郎不正献金でっち上げ事件》によって明白になりました。

 今回の事件は、民主党にとっては痛手だったかもしれませんが、国民の抱いていた、ある種の“幻想”を解いてくれるという、思いがけない収穫を与えてくれたことも事実です。

 “幻想”とは何のことか?

 一言では言い尽くせませんが、端的に表現すれば、『日本は民主国家である』という幻想のことです。

 民主国家ではないということは、日本どんな国なのでしょう?

 主権在民という概念すら存在しない、

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2009/03/13

Modern Times

 私達が存在する今はまさに、『モダン・タイムス』の時代なのかもしれない。

 そう、チャールズ・チャップリンが1936年に製作した、映画史に残る名作

『Modern Times』(Charles Chaplin)のことです。

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 人間らしく生きたいと願いつつも、社会の隅々まで工業製品で構築され、がんじがらめにされたシステムの中で、閉塞感に苛まれながら生活している、現在のわたし達。

 今、私たちが生きているこの世の中ってなんなんだろう?

 世界中に張り巡らされたインターネットの網に、

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2009/01/30

伝説巨神イデオン

コネタマ参加中: あなたを熱くさせたロボットアニメは?

 最高のロボットアニメとは何か?私にとっては愚問である。

 だってイデオン原理主義者の私にとって、「伝説巨神イデオン」テレビシリーズと、映画版の「THE IDEON 接触編・発動編」は、サブカルチャー全般、いや生き方の規範の中心軸となっているのだから。

 いわゆる“イデオン基準”ってやつです。

     Ideon_33

 富野アニメファンを自称しながら、ガンダムシリーズしか知らないなんてのは、

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