書籍・雑誌

2009/11/01

『'83NS500 RACERS』が発売中

 HONDAがWGPを制覇するために投入された、常識破りの2ストV型3気筒マシン。それがNS500です。
 そんなNS500を特集したムックが出版されました。

83_ns500

 NS500の構造を徹底解剖し、

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2009/08/15

“かわいそうな ぞう” 今日は日本が敗戦した日

 1945年8月15日・・・・
 日本が“敗戦”した日です。
 一般的には終戦という表現が使用されているのですが、それは誤りです。

Poor_elephants_001_2

 日本は負けたのです。勝算の無い、大義名分の無い、大東亜共栄圏という偽りの御旗を掲げ、侵略戦争に突っ走った結果、日本は無様に負けたのです。

 戦争は多種多様な悲劇をもたらします。
 それは動物にとっても例外ではありません。

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2009/03/15

日本の正義が試されている

 日本から正義が失われてしまっていることが、この度の《小沢一郎不正献金でっち上げ事件》によって明白になりました。

 今回の事件は、民主党にとっては痛手だったかもしれませんが、国民の抱いていた、ある種の“幻想”を解いてくれるという、思いがけない収穫を与えてくれたことも事実です。

 “幻想”とは何のことか?

 一言では言い尽くせませんが、端的に表現すれば、『日本は民主国家である』という幻想のことです。

 民主国家ではないということは、日本どんな国なのでしょう?

 主権在民という概念すら存在しない、

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2009/02/10

わたしは真悟

 「大人になんか、なりたくなかったのに!!」

 真鈴(まりん)と悟(さとる)の、悲しく、切なく、儚い、奇跡のラブストーリー。

 『わたしは真悟』は、楳図かずお先生の数多い名作の中でも、1980年代を代表する作品で、小学館のビッグコミック・スピリッツで連載されていました。

 当時のあらゆる文化媒体を見回してみても、『わたしは真悟』に匹敵するような作品はそうそう存在しません。屈指のラブ・ストーリーにして、特に《東京タワー登りのシーン》は圧巻の一言。

 こんなにも切ないラブ・ストーリーがあるのかってくらい、幼い2人の言動に心が揺さぶられること必至。

   Shingo_satoru_marin_001

 もしも、『わたしは真悟』と出会うことが無かったと考えると、私の人生はとてもつまらない、お粗末なものだっただろうと思います。いや、そんな人生など想像もしたくない。

 大げさかもしれませんが、『わたしは真悟』と出会えたこと自体が、一つの奇跡だったのもしれません。

 『わたしは真悟』の何がそんなに凄いのか?

 言葉や文字で表すことは難しいと思われます。なぜならば、

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2009/01/28

Che Guevara は君に語りかける

 夢と希望を失いかけている人々へ。

 勇気を失いかけているあなたへ。

 こんな時代だからこそ、愛の革命家ゲバラが必要とされている。

 愛と正義と自由を貫いたチェ・ゲバラという男の行動は、この21世紀においても色あせることは全く無い。

 『チェ28歳の革命』『チェ・39歳別れの手紙』が製作されたのは時代の必然だった。

     Guevara_03_2

 チェ・ゲバラは、愛と正義と自由という、人間ならごく当たり前に享受できるはずのものが、全ての人類に公正に与えられていないという、根本的な問題を世界中の人民に直視させた。

 チェは問題の根本を正すための革命闘争に、

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2008/12/07

家畜人ヤプーの作者?沼正三さん死す?

 「自称」家畜人ヤプーの作者であると宣言していた、天野哲夫さんという方がなくなりました。

 実際はどうなのでしょう?

 たしかに天野さんはヤプーと何らかの関係があったかもしれませんが、誰も証明することはできません。

 何人かいる沼正三の一人という説もありますし。

 真相はヤプー出版に尽力した、「戦後最大の山師」「稀代の箆棒人」である、康芳夫氏(オリバー君を日本に呼んだアノ人)のみぞ知るといったところでしょうか。

家畜人ヤプー

    Yapoo_07_2

戦後最大の奇書。史上最高のマゾヒズム小説。悪夢と恐怖の織り成す幻想世界。   

三島由紀夫氏の評するところによると、

“戦後の日本人が書いた観念小説としては絶頂だろう・・・・・・・・”

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2006/04/25

機械伯爵

 人間が人間でなくなったら、人間の心はどうなっちゃうんだろう?

 『銀河鉄道999』には不死身の肉体を手に入れたことによって、同族に対する共感というものを全く失ってしまった“機械人間”が多く登場する。

  Galaxy_express_999

 上の画像の「機械伯爵」はその典型だ。なぜなら、

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2006/04/17

帰ってきた男

『―カーズは―

2度と地球へは戻れなかった・・・。

   Jojo_uk_2

鉱物と生物の中間の生命体となり、永遠に宇宙空間をさまようのだ。

そして死にたいと思っても死ねないので、そのうちカーズは考えるのをやめた』

 何度読んでもよいですね!ジョジョの2部は!

 究極生命体となり、勝利を確信したはずのカーズが、

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おまえが下だ! ポルナレフッ!

なぜ自分で闘わない?

ポルナレフ・・・・・・・・? 

      Jojo_diavolo_2

精神力が衰えたからか?

それとも再起不能だからか?

(ジョジョの奇妙な冒険・第5部より)

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2006/03/21

超革命的中学生集団

 超革命的中学生集団・・・・・・

 この平井和正の異色SFジュブナイルは、古本屋を徘徊してでも探し出して読む価値あり! 超革命的中学生集団を知らないなんて、人生において巨大な損失だと思います。

 私個人としては、平井和正の代表作といえば『超革命的中学生集団』なのです。幻魔大戦よりも、ウルフガイよりも『超革命的中学生集団』なのです!

 『超革命的中学生集団』、なんという心地よい響きなのでしょう! タイトルだけで目眩がしてきます。 そしてこの表紙の絵! ワクワクするなと言うほうが無理だ。

      chou_kaku_chu_05

 白覆面のプロレスラー! 武装した半裸の美女の群れ! 頭の悪そうな中学生達!

 妖しいオーラを発しまくりの表紙に圧倒されること確実! とにかく、まずは全ての人間はこの表紙にひれ伏すしかないのだ!!!!

 超大作SFアートの巨匠、生頼範義先生の渾身の作です。本文内にも挿絵が多数あって、

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